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J3第6節、町田が無敗で首位キープ、相模原FW高原は2戦連発ならず

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 J3第6節が13日に全国各地で開催された。初年度のJ3はJ2から降格したガイナーレ鳥取、昨季JFLを戦った9クラブ、地域リーグからの飛び級を果たしたグルージャ盛岡、そしてJリーグU-22選抜を加えた12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、覇権を争うことになる。

 前節、盛岡を下して首位に立ったFC町田ゼルビアツエーゲン金沢とホームで対戦。序盤から攻勢をかける町田はFW木島徹也やMF庄司悦大が金沢ゴールを脅かすも、先制点を奪うには至らない。その後は金沢に好機を作られるたがGK修行智仁が好セーブを見せて得点を許さず、前半をスコアレスで折り返す。町田は後半開始直後の2分にFW鈴木孝司が決定機を迎えるも、シュートはGK原田欽庸の正面に飛んでキャッチされる。その後も主導権を握った町田は後半33分にMF 戸高弘貴、FW齋藤翔太を同時投入して、何とか金沢ゴールをこじ開けようとしたが最後まで得点は生まれなかった。試合はスコアレスドローに終わったものの町田は無敗、そして首位をキープしている。

 3位につけるガイナーレ鳥取藤枝MYFCのホームに乗り込んだ。前半13分にFW岡本達也が鮮やかなゴールを決めて先制に成功した鳥取が試合を優位に進めるが、得点後はなかなか決定機を作れずに焦れるような展開が続く。しかし、後半24分にDF馬渡和彰の得点で藤枝を突き放すと、そのまま逃げ切って2試合ぶりの勝利を挙げた。開幕から2戦連続引き分けに終わりスタートダッシュに失敗した鳥取だが、町田同様に無敗のまま2位に順位を上げている。

 前節のデビュー戦でJ3初得点を記録したSC相模原の元日本代表FW高原直泰は2戦連続先発出場を果たすもゴールは奪えず、チームもFC琉球とスコアレスドローに終わった。福島ユナイテッドFCのホームに乗り込んだJリーグU-22選抜はMF中原彰吾の得点を守り抜いて3連勝を飾り、3位に浮上。AC長野パルセイロY.S.C.C.横浜の対戦は0-0に終わり、グルージャ盛岡との東北ダービーをMF三好洋央の2得点で制したブラウブリッツ秋田はうれしいJ3初勝利を挙げた。これで白星がないのはYS横浜と福島の2チームとなった。

以下、J3第6節試合結果

4月13日(日)
秋田 2-1 盛岡 [秋田球]
町田 0-0 金沢 [町田]
長野 0-0 YS横浜 [佐久]
藤枝 0-2 鳥取 [藤枝サ]
琉球 0-0 相模原 [沖縄市陸]
福島 0-1 J-22 [とうスタ]

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