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ベンゲルの采配的中! アーセナルがギブス弾でダービー戦ドロー

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[11.8 プレミアリーグ第12節 アーセナル1-1トッテナム]

 プレミアリーグは8日、各地で第8節を行った。アーセナルはホームでトッテナムと“ノースロンドンダービー”を行い、1-1で引き分けに終わった。今節マンチェスター・シティが引き分けたため、勝利すれば単独首位の可能性もあったかが叶わなかった。

 アーセナルは4日に行われたチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第4節のバイエルン戦で1-5で大敗。この試合で嫌なイメージを払拭したいところ。しかし、立ち上がりからボールを支配したが、プレーの精度が悪く、なかなかチャンスを作ることができない。

 すると、前半32分にトッテナムが先制に成功する。
自陣ローズフィード抜け出したFWハリー・ケインが右足でGKペトル・チェフとの1対1を制して、先制点。ケインのリーグ戦3試合連続ゴールでリードを奪い、前半を折り返した。

 反撃に出るアーセナルは後半立ち上がりから攻め込む。後半3分、FWジョエル・キャンベルが右から切れ込んで左足シュートもGKウーゴ・ロリスに阻まれる。同9分には、MFメスト・エジルのFKからFWオリビエ・ジルがヘッド。決定機だったがシュートはクロスバーを叩いた。

 トッテナムも突き放しに行く。後半19分、右サイドのDFカイル・ウォーカーの折り返しをMFクリスティアン・エリクセンが右足ダイレクトシュート。これはGKチェフに阻まれ、こぼれ球をMFデレ・アリが右足で狙うもゴール上に外れる。直後の同20分には、MFエリク・ラメラの右CKからDFトビー・アルデルワイレルトがヘッドもGKチェフの好セーブに遭った。

 1点が遠いアーセナルは後半29分にキャンベルに代えてDFキーラン・ギブスを投入すると、この交代策が奏功する。同32分、エジルが右サイドから上げたクロスをファーサイドに走り込んだギブスが左足で押し込み、1-1。アーセン・ベンゲル監督の采配的中で試合を振り出しに戻した。

 アーセナルは後半38分に逆転のチャンスがあったが、右CKの流れからエジルが上げたクロスをジルがヘッドも枠を捉え切れなかった。試合はそのまま1-1で終了。今シーズン2度目の“ノースロンドンダービー”引き分けに終わった。

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