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出場校チーム紹介:丸岡(福井)

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福井王座を奪還した丸岡高が全国に挑戦

第97回全国高校サッカー選手権

丸岡高(福井)

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丸岡高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 2-2(PK5-4)東山高(京都)
[得点]田海寧生宮永任
2回戦 1-0 米子北高(鳥取)
[得点]川中浩夢
3回戦 2-3 日本航空高(山梨)
[得点]
山下深志宮永任
■出場回数
3年ぶり29回目
■過去の最高成績
4強(97年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場30回
■監督
小阪康弘
■主将
FW宮永任(3年)
■今季成績
[総体](県準優勝)
県決勝 0-0(PK3-4)福井商高
[リーグ戦]
福井県1部リーグ優勝(13勝1敗)
[新人戦](県優勝、※17年11月)
県決勝 4-0 福井商高

■予選成績
2回戦 8-0 敦賀工高
準々決勝 10-0 武生工高
準決勝 3-0 北陸高
決勝 1-0 福井商高
■都道府県予選決勝布陣図&決勝メモ
[4-5-1]
      田海寧生
明間希  宮永任 山下深志
   小林晃喜 馬場脩介
松下大真       遠藤悠生
   北龍斗  十九波賢信
      倉持一輝

[決勝メモ]
 夏冬連続の全国出場を狙う福井商高との決勝。インターハイ予選決勝のPK戦敗戦の雪辱に燃える丸岡は前半4分、FW宮永任主将(3年)が左サイドを突破。グラウンダークロスのこぼれ球をMF小林晃喜(3年)が1タッチで蹴り込み、先制した。その後も最前線のFW田海寧生(2年)がボールを収めてサイド攻撃から押し込む丸岡に対し、福井商は後半にカウンターなどから反撃。右SB吉田光希(3年)の1タッチパスなどから決定機を作り出す。それでも終始安定したプレーを見せていたGK倉持一輝(2年)を中心に1点を守った丸岡が1-0で勝ち、3年ぶりの全国出場を決めた。

MOM:GK倉持一輝(2年)
「終始安定。チームに落ち着きをもたらす」

■予選取材記者(森田将義氏)チーム紹介
チャレンジャーとして臨み、福井王座奪還
 福井県勢最多の選手権出場29回を誇る強豪だが、過去2年間の予選は守備を固めた相手に苦しみ、初戦敗退が続いた。3年ぶりの全国行きを狙った今年は、「失敗したらどうしようと不安を無くすには、自分たちからアクションを起こすしかない。チャレンジャーとしてドンドン前に出ていくことを意識した」(FW宮永任、3年)ことが奏功。DF北龍斗(3年)やMF小林晃喜(3年)が後方からボールを動かし、試合の主導権を握ると、宮永とMF明間希(2年)がサイドから好機を作った。夏は怪我で不在だったFW田海寧生(2年)が万全の状態で挑めたこともチームとして大きく、敦賀工高との初戦を8-0で大勝し、鬼門を突破。以降は順調にトーナメントを勝ち上がり、県の頂点に立った。全国では12年度以来遠ざかる初戦突破が当面の目標となる。

編集部+α
 12回目の出場だった97年度大会では粘り強い守備で滝川二高(兵庫)や大津高(熊本)を破って北信越勢初となる4強進出。06年度大会では初戦から3試合連続で0-0からのPK戦を制し、8強入りしている。インターハイ予選決勝敗退の悔しさと挑戦心を持って臨んだ今回の県予選はシュートを打たせないことにこだわり、無失点V。かつて躍進を果たした際と同様の堅守、そして積極的な攻撃で全国に挑戦する。
■予選取材記者(森田将義氏)注目選手
“丸岡のカンテ”
MF小林晃喜(3年)
「チームで一番の運動量と高い危機察知能力を活かし、中盤のフィルター役として機能する。“丸岡のカンテ”という異名を持つ頼もしいボランチだ」

得点意識高まってより怖い選手に
FW宮永任(3年)
「小気味良いドリブルでサイドから見せ場を作るアタッカー。今年は下級生の台頭に刺激を受けたことにより、得点への意識が高まり、より怖い選手に化けた」

「屈強」。180cmストライカー
FW田海寧生(2年)
「屈強なフィジカルが光るストライカーで、その実力は大学生と対戦しても通用するほど。『何もできなかった』と振り返る昨年のインターハイの悔しさを晴らせるか注目だ」

■過去の全国大会成績
【15年度 第94回(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK1-4)松山工高(愛媛)
【14年度 第93回(2回戦敗退)】
2回戦 1-2 立正大淞南高(島根)
【13年度 第92回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 広島皆実高(広島)
【12年度 第91回(3回戦敗退)】
2回戦 2-1 広島観音高(広島)
3回戦 1-4 京都橘高(京都)
【10年度 第89回(1回戦敗退)】
1回戦 1-3 初芝橋本高(和歌山)
【09年度 第88回(1回戦敗退)】
1回戦2-2(PK3-4)高知高(高知)
【08年度 第87回(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 長崎日大高(長崎)
【06年度 第85回(8強)】
1回戦 0-0(PK5-3)立正大淞南高(島根)
2回戦 0-0(PK5-3)初芝橋本高(和歌山)
3回戦 0-0(PK5-4)那覇西高(沖縄)
準々決勝 1-2 八千代高(千葉)
【05年度 第84回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK1-3)佐賀東高(佐賀)
【04年度 第83回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 草津東高(滋賀)
【03年度 第82回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 徳島商高(徳島)
2回戦 1-1(PK4-2)福島東高(福島)
3回戦 3-4 筑陽学園高(福岡)
【02年度 第81回(2回戦敗退)】
2回戦 0-5 国見高(長崎)
【01年度 第80回(2回戦敗退)】
2回戦 0-1 大津高(熊本)
【00年度 第79回(3回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK5-3)宮古高(沖縄)
3回戦 1-2 真岡高(栃木)
【99年度 第78回(2回戦敗退)】
1回戦 2-1 四日市中央工高(三重)
2回戦 2-3 星稜高(石川)
【98年度 第77回(3回戦敗退)】
2回戦 4-0 佐賀商高(佐賀)
3回戦 0-1 前橋育英高(群馬)
【97年度 第76回(4強)】
1回戦 1-1(PK5-4)鵬翔高(宮崎)
2回戦 0-0(PK3-2)沼田高(広島)
3回戦 1-0 滝川二高(兵庫)
準々決勝 1-1(PK4-2)大津高(熊本)
準決勝 1-3 東福岡高(福岡)
【96年度 第75回(2回戦敗退)】
1回戦 3-0 高知農高(高知)
2回戦 0-0(PK0-3)国見高(長崎)
【95年度 第74回(2回戦敗退)】
2回戦 1-2 耳成高(奈良)
【94年度 第73回(2回戦敗退)】
2回戦 1-2 東福岡高(福岡)
【93年度 第72回(2回戦敗退)】
1回戦 3-0 広陵高(奈良)
2回戦1-1(PK2-4)水戸短大附高(茨城)
【92年度 第71回(2回戦敗退)】
1回戦 4-0 近大和歌山高(和歌山)
2回戦 0-1 れいめい高(鹿児島)
【90年度 第69回(1回戦敗退)】
1回戦 3-4 鎮西学院高(長崎)
【89年度 第68回(1回戦敗退)】
1回戦 2-2(PK2-4)広島国泰寺高(広島)
【88年度 第67回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 大阪商高(大阪)
2回戦 0-5 南宇和高(愛媛)
【87年度 第66回(1回戦敗退)】
1回戦 3-3(PK3-5)高知高(高知)
【85年度 第64回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 米子東高(鳥取)
【81年度 第60回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 小野田工高(山口)

■登録メンバーリスト
1 GK 倉持一輝(2年)
2 DF 遠藤悠生(2年)
3 DF 十九波賢信(3年)
4 MF 角山暉(3年)
5 DF 北龍斗(3年)
6 MF 山下深志(3年)
7 DF 松下大真(3年)
8 MF 小林晃喜(3年)
9 FW 田海寧生(2年)
10 MF 宮永任(3年)
11 FW 明間希(2年)
12 DF 中出伶央(2年)
13 MF 馬場脩介(3年)
14 MF 川中浩夢(1年)
15 FW 小野木龍成(3年)
16 MF 宮本椋平(3年)
17 GK 山口和真(2年)
18 FW 中村晃大(1年)
19 DF 古川司(3年)
20 DF 内田裕真(3年)
21 GK 黒川裕生(3年)
22 DF 飯田晃明(1年)
23 DF 布施英也(2年)
24 MF 田中悠斗(3年)
25 FW 坂下泰蔵(3年)
26 DF 斉藤匠(2年)
27 MF 西澤悠斗(3年)
28 DF 坂本大貴(3年)
29 FW 久保翔馬(3年)
30 FW 池内勇太(3年)
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