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「止めれて良かった」殊勲のPKストップ!シュミットが守護神争いで猛アピール

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ゴールを死守したGKシュミット・ダニエル

[9.27 キリンチャレンジ杯 日本0-0エクアドル デュッセルドルフ]

 エクアドルにボールを握られ、押し込まれる時間が長い劣勢の展開で、日本代表GKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)がゴールにカギをかけた。

 前半から何度となく与えたCKのピンチ。197cmの長身を生かしたハイボールの強さでゴールを死守した。「CKで嫌なところにずっとボールを入れられていた。それをしのぐのが大変だったけど、ゼロで抑えられて、PKも止めれて良かった」。

 最大の見せ場は後半38分。DF谷口彰悟が与えたPKの場面で、FWエネル・バレンシアのキックを横っ飛びで弾き出した。絶体絶命のピンチを守り、後半40分のFKからバレンシアに合わせられたヘディングシュートも紙一重でかき出した。

 スコアレスドローの立役者となったシュミットにとっては、GK権田修一との激しい正GK争いもある。23日のアメリカ戦で権田が負傷するアクシデントに見舞わられ、後半開始からシュミットがゴールを守った。権田はその後、代表チームを途中離脱。中3日のこの日、再びゴールマウスに立ったのがシュミットだった。

 W杯メンバー発表前最後の試合を終え、選手たちは再びクラブチームに戻る。「まずはチームの結果を出すこと。チームの順位を少しでも上に押し上げること。それが代表の活動にもつながると思うし、そこを意識していきたい」。W杯開幕まで2か月を切り、日本の守護神をめぐる争いはギリギリまで続きそうだ。

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