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3位京都が9人の群馬に逆転勝ちで6連勝

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[10.20 J2第37節 群馬2-3京都 正田スタ]

 3位京都サンガF.C.はアウェーで20位ザスパクサツ群馬に3-2で逆転勝ちし、6連勝を飾った。2点を先行される苦しい展開となったが、群馬が退場者2人を出し、土壇場で試合をひっくり返した。

 群馬は前半13分、MF夛田凌輔のロングフィードにDF小柳達司が反応。PA内に走り込むと、シュートフェイントでDFをかわし、冷静に右足でゴールネットを揺らした。同40分には左CKからショートコーナーを受けたFW平繁龍一がシュート。GKが弾いたボールをDFクォン・ハンジンが押し込み、2-0とリードを広げた。

 完全に群馬のペースで試合は進んでいたが、判定が流れを変えた。京都は前半アディショナルタイムにMF倉貫一毅がPA内からシュートを打つと、至近距離でMF保崎淳の腕に当たった。上田益也主審は手を使って得点を阻止したとして京都にPKを与え、保崎は一発退場。このPKをFW横谷繁が決め、1-2と1点差に追い上げて後半に折り返した。

 数的優位に立った京都だが、その後も10人の群馬を攻めあぐねる。逆に群馬は後半16分、FWエデルが中央をドリブルで駆け上がり、4人をかわしてFW小林竜樹にラストパス。決定的な場面だったが、小林はシュートを決め切れず、同22分にエデルがこの日2枚目のイエローカードで退場となった。

 9人の群馬に対し、怒涛の反撃に出る京都。後半34分、MF山瀬功治の右CKから横谷がシュートを放つと、GKが弾いたところを途中出場のFW三平和司が押し込み、ついに2-2の同点に追いついた。さらに試合終了間際の後半44分にはMF駒井善成の右クロスからFW原一樹がヘディングシュート。3-2と逆転し、勝ち点3をもぎ取った。


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