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アンチェロッティ、2得点のベンゼマは「その動き方を評価しなくてはならない」

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 31日のリーガエスパニョーラ第21節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのレアル・ソシエダ戦に4-1で快勝した。試合後会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、2得点を記録したFWカリム・ベンゼマについて、その献身性を何よりも高く評価している。

 スペイン『マルカ』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。

「ベンゼマが決めた1点は質の高いものだった。彼はどのような位置からもファンタスティックなゴールを決めることができる。彼については、何よりもその動き方を評価しなくてはならない。彼はペナルティーエリア内を住処とするストライカーではなく、チームを助けてくれる」

 この試合で採用したシステムが4-4-2か4-4-3-3のどちらであったかを問われると、次のように返答している。

「私も4-4-2か4-3-3かは分からない(笑)。しかし守備時にはDFとMFの2ラインをつくり、攻撃時にはピッチをワイドに使っている。前半は左サイドから素晴らしい攻撃を見せられたね」

 MFガレス・ベイルが得点を決めなかったことについては、特に気にしていない様子だ。

「ベイルにこれ以上何かを求めることはない。彼は素晴らしいプレーを見せていたよ。確かに2度にわたって決定機を逸したが、ベンゼマのゴールを素晴らしい形でアシストしている」

 この試合では、MFルーカス・シウバが途中出場によってマドリーデビューを果たすことが予想されたが、アンチェロッティ監督は結局起用しなかった。

「(MFアシエル・)イジャラメンディもチーム全体も、試合が進むに連れてとても良くなっていった。L・シウバはこのチームに慣れる必要があり、現状ではほかのチームメートと同じレベルにはない。ただ、まもなく起用可能な状態になるだろう」

「L・シウバは守備能力のある選手だが、同様に良質なシュートや飛び出しもある。2ボランチでプレーすることにも慣れているし、(MFトニ・)クロースとの併用や今日のイジャラのような役割も務められるだろう」
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