レアル・マドリーFWカリム・ベンゼマは、「すべての選手の夢」であるFIFAバロンドール受賞を以前より強く意識しているようだ。

　過去7年間はマドリーFWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナFWリオネル・メッシが独占し、当面はほかの選手の受賞の望みは薄いように思えるFIFAバロンドール。ベンゼマは昨年の投票で16位だった。

　フランス『beINスポーツ』によるインタビューで、ベンゼマはサッカー界最高の個人賞への思いを次のように語った。スペイン『アス』などが伝えている。

「目標の一つだよ。すべての選手が夢見ていることだ。僕も考えているし、いつも頭の片隅にある。以前はトップレベルにはいなかったから、あまり考えてはいなかったけどね」

「(受賞のためには)ワールドカップなどのタイトルを獲得するか、1シーズンに80ゴールを決めることが必要だ。簡単だよ(笑)　何より、重要なゴールを決めなければならないね」

　C・ロナウドは以前に、ベンゼマをリーガ最高のストライカーだと称賛していた。ベンゼマにとっては自信につながる言葉だったようだ。

「彼とはピッチの中でも外でもうまくやれているよ。毎日クリスティアーノと一緒に練習できるのは幸運だ。僕が単なる普通の選手だったとしたら、クリスティアーノも僕が最高のFWの一人だとカメラの前では言わなかっただろうね」

「自分の価値は分かっているし、必死に頑張っている。今季がマドリッドで6シーズン目だ。ただの選手ならフロレンティーノ(・ペレス会長)が息子のように愛してくれることもなかっただろう。必死に頑張っているし、サッカーが大好きだし、僕はハッピーだよ」

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