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コッパでの“デシマ”を狙うアッレグリ 「20年ぶりの優勝を」

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 ユベントスは20日、コッパ・イタリア決勝でラツィオと対戦する。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、20年ぶりのタイトル獲得に意気込みを見せた。

 1995年を最後にコッパ・イタリアのタイトルを獲得していないユベントス。ラツィオを下せば、20年ぶり通算10度目の優勝となる。

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝や3冠達成の可能性が注目されているユベントスだが、アッレグリ監督はまずコッパのトロフィーが必要だと語った。イタリア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

「ユーベは20年もコッパ・イタリアで優勝していない。今回優勝すれば10回目だ。だから、重要かつ素晴らしい結果となる。さらに熱気にあふれてCL決勝に臨めるはずだ。ラツィオ戦はとても難しく、拮抗した一戦になるだろう。だが、我々はトロフィーを持ち帰りたいと思っている」

 今季のセリエAではラツィオを相手にダブルを飾っているユーベだが、アッレグリ監督は一発勝負の決勝戦とリーグ戦は違うと語った。

「リーグ戦とは違う試合になるだろう。ファイナルだからだ。一発勝負だよ。トロフィーが懸かっているんだ。90分で終わるとは限らない」

 昨年1月にミランで解任の憂き目に遭ったアッレグリ監督は、夏にラツィオとの接触が報じられていたが、最終的にラツィオはステファノ・ピオリ監督を招へい。アッレグリ監督は急きょ、アントニオ・コンテ前監督が去ったユベントスの指揮官に就任した。

「(ラツィオのクラウディオ・)ロティート会長とは昨夏会ったよ。話し合ったが、そこで終わった。それから彼らはピオリ監督を選んだんだ。素晴らしい指揮官だよ。今季、彼は素晴らしいクオリティーを持つことを示してきた。ラツィオの今季の躍進は、彼の功績によるところが大きい」

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