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レアル・マドリーに新たな火種? 選手たちが疑念を抱く人事

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 レアル・マドリーは、クラブ内に新たな火種を抱えてしまったかもしれない。チームではなくスタッフの人事に、選手たちが疑念を抱いているという。

 レアル・マドリーは大目標としたチャンピオンズリーグ連覇を逃し、リーガエスパニョーラの覇権奪回もならなかった。

 監督には、カルロ・アンチェロッティを解任してラファエル・ベニテスを迎えた。選手の補強もさまざま噂される。

 チーム変革はピッチ内だけにはとどまらかった。だが、その人事が、チーム内に波風を立てている。医療スタッフの変更に、選手たちが反発しているというのだ。

 スペイン『アス』によると、クラブは医療スタッフを大幅に入れ替えた。選手たちはスタッフに大きな信頼を置いており、何年にも渡って支え続けてもらったスタッフとの間には、友情が育っていたという。それだけに、この入れ替えを受け入れられないのだろう。

 さらには、この人事を行った中心人物への不信もあるようだ。医療スタッフの人事を司ったクラブドクターのヘスス・オルモ氏は、2年目にクラブにやって来た。フロレンティーノ・ペレス会長の個人的なつながりからクラブ入りが決まり、毎日練習場で仕事をすることはないのだという。

 チームを支える大事な部署の変革が、果たして吉と出るか、凶と出るか…。


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