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ベニテス:「C・ロナウド&ベイルからプレーポジションに関する要求はない」

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 レアル・マドリー新指揮官となったラファエル・ベニテス監督が、同クラブの公式HPでのインタビューに応じた。

 ガレス・ベイルの左サイド及びトップ下、またクリスティアーノ・ロナウドの1トップでの起用など、2015-16シーズンの布陣について多くの報道が飛び交うマドリー。しかしベニテス監督は、現時点では何も決定していないことを強調している。

「全員が仕事に取り組む姿勢を私に示してくれた。セルヒオ(・ラモス)、イケル(・カシージャス)、クリスティアーノ、ベイル、ペペ、バランと全員がね。ファンタスティックだよ。まず私がしたことは彼らから意見を聞くことだった。昨季にうまくいったこと、またはいかなかったこと、その感触などをね。彼らの意見によれば、チームはまだ改善可能であり、そうすることを昨季も望んでいたということだ」

「誰が起用され、どの位置でプレーするかということは、全員で仕事に取り組んでから決定を下すことになる。イケル、セルヒオ、クリスティアーノ、イスコ、ベイルについては話されていることと真逆で、ここやあそこでプレーしたいという要求は誰からもされていない。選手のポテンシャルを引き出すために最も適切と思われるシステムについて、我々はまだ何も決定していない。彼らは最大限の力を発揮するために、ピッチ上で快適でなくてはならない」

 また、自身が率いるマドリーが攻撃的なサッカーを実践することを再度強調している。

「入団発表のときにも言ったように、どのようにプレーするかは選手たちによって決定づけられる。我々は攻撃的な選手たちを擁しており、それに従いチームのプレーアイデアは攻撃的なものとなる。しかしながら、プレーモデルとシステムについては明確に区別をしなくてはならない。多くの人々が1-4-4-2、1-4-3-3といったシステムがプレーモデルと考えているが、実際はそうではないんだ」

「我々のプレーモデルは攻撃的サッカーを実践することを基礎とする。できる限りボールを保持して、それをスピーディーに動かしながら攻撃を展開し、同時に攻守のバランスを失わないように心掛ける。必要ならば複数のシステムにも適応しながらね。我々は自分たちのサッカーの実現だけを心掛けるが、もし必要であれば違うオプションを有するキャパシティーもなくてはならない」

 マドリーの2015-16シーズンのプレシーズンは、7月10日からスタートする。

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