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ウィリアム王子も観戦予定のフランス戦、イギリスは厳重な警備態勢 ホテルも「安全が最重要」

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 パリでのテロ事件を受け、17日にウェンブリーで行われるイングランド対フランスの国際親善試合には大きな注目が集まる。当然、イギリスはより一層厳重な警備態勢にあるようだ。イギリスメディアが伝えた。

 開催の是非が問われた試合が行われることに決まり、フランス代表チームは16日にロンドン入りした。滞在するホテル「ヒルトン・ロンドン」の広報は、フランス代表の安全確保が最重要だと述べている。『ガーディアン』がコメントを伝えた。

「お客様たちの幸福、安全、安心が最重要だ。ホテルでの安全対策の詳細を明かすことはできないが、我々は包括的な訓練や手順を行っており、関連当局と綿密な仕事をしている」

 もちろん、警戒が必要なのはホテルだけではない。パリでの事件では、犯行グループの1名がスタジアムに入場し、内部で自爆テロを実行する狙いだったとの疑いもある。『インデペンデント』などによると、ロンドン市長に加え、ウィリアム王子も「フランスへの連帯」を示すために試合を観戦する予定という。ウェンブリーの警備は最大レベルになるだろう。

 『イブニング・スタンダード』によると、9万の観客が見込まれるウェンブリーでは、武装した警察が警備にあたるとのことだ。もちろん、入場ゲートではセキュリティーチェックが行われる。入場までに時間がかかることも予想され、イングランドサッカー協会はサポーターに早い来場をうながした。

 一方で、『イブニング・スタンダード』は、試合を中止すべきとの声や、観戦を避けるべきとの声もいまだ強いと報じている。
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