バレンシアは30日、ガリー・ネビル監督を解任したと発表した。就任後、リーガでは16試合を戦い、わずか3勝。降格圏と勝ち点6差の14位へ沈み、低迷が続くと6か月の契約を全うできずに就任から4か月でチームを去ることになった。

　クラブは「慎重に検討した結果、今シーズンのバレンシアを最善の形で前進させるため、今回の決定に至りました。ガリーのバレンシアでの働きに感謝するとともに、今後の幸運をお祈りしています」と声明を発表。

　後任としては、ラファエル・ベニテス監督時代の2001年から2004年に、バレンシアでアシスタントコーチを務め、今年2月にバレンシアへ復帰していたパコ・アジェスタラン氏が、シーズン終了時まで監督を務めるという。

　なお、スペイン『マルカ』によると、G・ネビル氏は「今回の結果が私のスタンダードというわけではない。しかしクラブから求められていた要求を達成することはできなかったのは確かだ」とコメント。

「バレンシアというチーム、ファン、スタッフ、そして選手たちに、感謝の言葉を伝えたい」と綴り、「もう少しこの仕事を続けたかったが、結果が重要視されるビジネスだということは私も承知している」と解任を受け入れた。

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