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ラニエリとのエピソードを語るレスターDF 「誕生祝いに来てくれたが日付が違って…」

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 レスター・シティDFクリスティアン・フクスは、クラウディオ・ラニエリ監督が誕生日を祝うためパーティーに出席してくれた際のエピソードを明かした。ラニエリ監督は日付を間違え、会場のレストランを2度訪れることになってしまったという。

 日本代表FW岡崎慎司も所属するレスターは、プレミアリーグで首位を走る快進撃を見せ、優勝まであと一歩に迫りつつある。オーストリア代表DFのフクスは、その最中の今月7日に30歳の誕生日を迎えた。

 レスター市内のレストランで誕生日を祝ったフクスは、ラニエリ監督にも招待を送ったという。その際の出来事について次のように語ったとして、イギリス『ガーディアン』が伝えている。

「スタッフのジョン・サンダースがクラウディオに招待を送って、『1時間でも顔を出してくれれば素晴らしいことです』と伝えたんだ。クラウディオはきっと招待をよく見なかったんだろうね。場所だけ見て、日付は見ずにそこへ行ってしまったんだ」

「監督はジョンに連絡して、『パーティーはどこだ? 2階にも3階にも行ったが誰もいないぞ!』と言っていたらしい。次の夜にまた来てくれたクラウディオを壇上に呼んだよ。前日のことをみんなに話してほしかったからね」

 選手の誕生祝いに駆けつけ、二度手間となっても寛大な様子を見せていたというラニエリ監督。そういう人柄こそがチーム内に良い雰囲気を生み出し、今季の躍進の一因となったのかもしれない。

「クラウディオが僕の誕生日に2度も来てくれたというのは、さらに光栄なことだ。信じられなかったよ。来てくれるような監督はあまり多くないと思う」

「彼は笑顔でパーティーを楽しんでいた。僕が1、2杯赤ワインを飲んでも気にせずにいてくれたよ。そういうクラウディオの性格が素晴らしいね」

 レスターは17日に、プレミアリーグ第34節のホームでのウエスト・ハム戦に臨む。今後の残り5試合で3勝すれば、2位トッテナムの結果にかかわらずタイトル獲得が現実のものとなる。

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