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スポルティング時代の元チームメートが明かすC・ロナウド秘話

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スポルティング・リスボン時代のクリスティアーノ・ロナウド

 2000~2002年にスポルティング・リスボンでプレーしたフィル・バブ氏が、当時のチームメートであるFWクリスティアーノ・ロナウドとの思い出を振り返った。

 イギリス出身のバブ氏は、スポルティングの下部組織からトップチームに昇格したばかりのC・ロナウドを知る一人。イギリス『スカイ・スポーツ』とのインタビューに応じた同氏は、C・ロナウドが初めてトップチームの練習に参加した日を次のように述懐している。

「とても痩せていて、派手な髪型をした奴がロッカールームに入ってきたわけだ。その後に行われた練習では、攻撃の選手が私たち守備の選手に向かってくるというシチュエーションで行われた。私の前に立ったあいつは、ボールを一回、二回、三回とまたぎ、それから枠にシュートを放った。ほかの選手たちは笑っていたよ」

 得意のシザーズフェイントをトップチームの初練習から披露したC・ロナウド。バブ氏は新人の生意気なプレーを受けて洗礼を与えたが、それでも同選手は怯まなかったようだ。

「あいつは再び私に向かってきて、またシザーズを始めた。一回、二回とボールをまたいで、近づいてきたんだよ。だから、その顔に腕をぶつけてやった。あいつは地面にひれ伏して、完全にKOだ。しかし地面に這ったあいつは、指を差しながらこう言ったんだよ。『二度とするなよ!』ってね」

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