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[プレビュー]イタリアvsコスタリカ 波乱演出コスタリカ、標的アズーリに照準

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[6.20 ブラジルW杯D組 イタリア(日本時間16日7:00)コスタリカ レシフェ]

 王者スペインの敗退は決まるなど、波乱含みの今大会。最も厳しいグループ「死の組」と目されているグループDでも波乱が起きている。

 他の3チームからやや劣ると見られていたコスタリカ代表だが、14日のウルグアイ戦で3-1の逆転勝ち。優勝候補の一角と見られていたウルグアイをあっさり破って見せたのだ。大会直前の親善試合では日本に敗れるなど、不安要素も多かったが、本番に入れば一転。C組で唯一、優勝経験のない北中米カリブ海代表国が、大番狂わせを演じてみせた。

 ウルグアイ撃破の要因として挙げられるのは、積極的な攻撃を仕掛けたことだ。ボール支配率では予想通り下回ったが、相手を上回る12本のシュートを記録。そのうち3本をゴールネットに突き刺してみせた。次なる標的はアズーリ(イタリアの愛称)。初戦でも得点したFWジョエル・キャンベルや長身FWブライアン・ルイスが少ないチャンスを確実にゴールに繋げるサッカーを徹底したい。

 対するイタリア代表も初戦はイングランドに2-1で競り勝ち、好発進を決めた。死闘となった一戦をものにしたことで士気も高まっている。決勝点を挙げたFWマリオ・バロテッリも、大会前に婚約を発表したことも相まって、最高のモチベーションで臨めている。ただ気がかりなのは怪我人が数人出ていること。初戦を欠場したGKジャンルイジ・ブッフォンは、いまだ痛めた足首の状態が思わしくなく、第2戦も欠場を余儀なくされる可能性がある。

 相手が格下であることには変わりはないが、同じくイングランドを2-1で下したウルグアイが破れている相手だけに、油断は大敵だ。

■FIFAランキング
イタリア 9位
コスタリカ 28位

■対戦成績
イタリア 1勝

■テレビ中継
NHK


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