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クロアチア指揮官が日本戦後の発言を釈明「悪意はなかった」

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クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督

 クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督が8日、カタールW杯準々決勝ブラジル戦(9日・ドーハ)の前日会見の冒頭で、フィギュアスケート関係者に対する謝罪の言葉を述べた。指揮官は7日の取材対応で、決勝トーナメント1回戦・日本戦の試合内容について「フィギュアスケートではなく結果を求める戦いだ」と述べ、母国で大きな批判を呼んでいた。

 ダリッチ監督は報道陣からの最初の質問に対し「まずは冒頭でクロアチアのメディアで書かれたことについて簡単に説明する機会を持ちたい」と述べた上で「もし侮辱されたと感じる方がいたらお詫びしたい。私の発言には悪意はなかった」と謝罪した。

 ダリッチ監督の主張は「フィギュアスケートが非常に難しいスポーツであり、実際のところはスポーツとして称えている」というものだ。「フィギュアスケートはスケートリンク上に残した印象で判断され、勝つためにはとんでもないことをしなければならない。サッカーは結果だけが重要であり、フィールド上で与える印象やパフォーマンスについては関係ない」。その対比から「フィギュアスケートの話をしたんだ」と振り返った。

 その上で「侮辱されたと感じた人がいたら、あらためて謝罪したい」と2度目のコメント。続けて報道陣から行われていた「準備はどう進んでいるか」という質問に応じる形で「準備期間があまりなかった。本格的な練習は(前日の)今日が初めてだ。日本戦は延長戦だったのでしっかり休むことが重要だった」と述べている。

(取材・文 竹内達也)

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