beacon

「すごく長かったなと…」9年ぶり公式戦出場に川崎F34歳GK安藤駿介が涙?「ドライアイですね」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

GK安藤駿介

[2.18 ACLEリーグステージ第8節 川崎F 2-0 セントラル・コースト 等々力]

 川崎フロンターレの34歳GK安藤駿介が18日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ最終節のセントラル・コースト戦に先発出場し、2016年5月25日のナビスコカップグループステージ最終節・仙台戦(◯2-1)以来3191日ぶりの公式戦出場を果たした。安定したクロスボールのキャッチで最後尾を支え、見事なクリーンシートで今大会5連勝フィニッシュに導いた。

 2009年に川崎F U-18からトップチームに昇格した安藤は11年にJ1リーグ戦4試合、12年に同1試合の出場を経て、13年は期限付き移籍先の湘南ベルマーレで同10試合に出場したが、翌14年の川崎F復帰後は11年間以上にわたってJ1リーグ戦出場なし。唯一公式戦に出場したのが風間八宏監督体制だった16年の仙台戦で、17年に鬼木達監督が就任して以降は一度も公式戦出場がなかった。

 試合後、フラッシュインタビューに応じた安藤は「すごく長かったなと思います。他の選手からしたら単なる1試合かもしれませんが、自分にとっては待ち望んでいた瞬間だったので、どんな形であれチャンスをもらえて、しっかりゼロで終わって、勝って戻ってこられたので本当に良かったです」と心境を吐露。「ずっとメンバーに入らず、メンバーに入ってもサブで外から見ていたので、あのピッチに立って少しは貢献できたかなと思う」と出場できなかった9年間の重みを振り返りつつ、「でも一人で戦っているわけではないので。みんなの力で勝たせてもらいました」と周囲に感謝した。

 この日は15日のJ1開幕節・名古屋戦から中2日の連戦だったこともあり、安藤を始めとした控え選手が多く先発起用された中、最下位のセントラル・コーストを相手に苦戦を強いられたものの、チームは粘り強く2点を奪って勝利。守備では相手のカウンターに対し、球際の対応でかろうじて阻む場面が多く見られ、安藤は「僕のプレースタイル的には身体能力がすごく高いわけではないので、味方にしっかりと正確な指示を出して未然にピンチを防ぐのを意識してやっているので、それが一つ出た。枠内シュートはゼロですかね。そういう意味では安心して後ろを守れました」と手応えを口にした。

 そんな安藤だが、フラッシュインタビュー時には目が潤んでおり、時折わずかに声を詰まらせる様子も見せていたことから、インタビュアーから「目も赤くなっているようにも見えますが……」との質問も飛んだ。

 だが、これには「これはドライアイですね」とまさかの返答。放送席から大きな笑いが巻き起こる中、「後半に向かい風だったので、涙が出ながらずっと気になっていたんですけど……」と飄々と口にした34歳は感慨に浸ることなく、「1試合出ることができて、しっかり勝つことができたので、長いシーズン、しっかりと自分がポジションを奪う気持ちでやりながら、自分の役割をしっかり理解して、みんなで1年間戦っていきたいなと思います」と今後への決意を口にした。

●ACLE2024-25特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

「ゲキサカ」ショート動画

TOP