beacon

1-0で耐えた町田がACLEベスト8!! J1初昇格から最短でサウジ最終決戦へ

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

FC町田ゼルビアがアジアベスト8進出

[3.10 ACLE決勝T1回戦 町田 1-0 江原FC Gスタ]

 FC町田ゼルビアは10日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の決勝トーナメント1回戦第2戦で江原FC(韓国)と対戦し、1-0で勝利した。開始早々にMF相馬勇紀が負傷交代する緊急事態に襲われたが、代役出場のMFナ・サンホのクロスからMF中村帆高のヘッドで決勝点。2024年のJ1初昇格から3季目、初年度3位によるACLE出場権獲得を経て“最短”でベスト8入りを果たし、サウジアラビアで行われるファイナルステージ(4月16〜25日)進出を決めた。

 町田は敵地・春川で行われた第1戦を0-0で終え、勝てば準々決勝進出という条件で迎える第2戦。シーズン序盤戦で一時負傷離脱も経験していたDF昌子源やDF望月ヘンリー海輝が3バックで先発した他、グループステージの江原FC戦で全3得点に絡む活躍を見せた直近試合で出番の少なかったMF仙頭啓矢が先発起用された。[スタメン&布陣]

 試合は痛いアクシデントから幕を開けた。町田は前半7分、相馬が左サイドでDF中山雄太からのパスを受けると、相手の猛烈なプレッシャーをジャンプしながら回避。着地の際に右足首を捻った様子で、苦悶の表情を浮かべながらピッチに倒れ込んだ。そのままプレーを続けることができず、歩いてピッチを後に。前半10分、MFナ・サンホが投入された。

 相馬は昨季のJ1リーグで9ゴール10アシストを記録してベストイレブンに輝き、今季もJ1百年構想リーグ4試合で3ゴール1アシストを挙げている攻撃の軸。町田は初出場でのアジア8強進出に向けて緊急事態に陥った。

 ところがこの危機が“怪我の功名”となった。前半25分、緊急出場のナ・サンホが左サイドを攻め上がり、相手を押し下げながらのカットインからクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだ中村が相手SBの前に入ってヘディングシュート。これがゴール左に吸い込まれた。中村はこれが今季初ゴール。ACLでもFC東京時代の2020年以来の出場で初ゴールとなった。

 なおも攻める町田は前半35分、中山からの縦パスを受けたナ・サンホが左サイドを切り裂き、カットインシュート。またも緊急出場の背番号10からゴールが生まれるかと思われたが、これはGKパク・チョンヒョに阻まれた。

 続く後半37分、DF昌子源のクリアミスから相手に独走を許す大ピンチとなるも、なんとか相手をMFネタ・ラヴィがイエローカード覚悟のファウルで止め、最後は耐える流れで1-0のままハーフタイムを迎えた。

 そうして迎えた後半4分、町田は右サイドをテンポ良く破られると、後半から出場のFWアブダラ・ハライハルの決定的なシュートは中山がスーパーブロック。続くFWキム・テウォンの連続シュートはGK谷晃生がかろうじて阻んだ。その後も不用意なパスミスが続く町田は個でも組織でも剥がされる場面が続き、防戦一方の守勢に追い込まれた。

 町田は後半14分、望月と仙頭に代わってDF岡村大八とFW西村拓真を投入。その後はパスの乱れがあっても決定機は作らせない守りが機能し、1点リードで終盤に持ち込んだ。同34分には背後への抜け出しからナ・サンホがGKと1対1を迎えるも、これはGKに阻まれ、追加点は奪えなかった。

 その後も耐える展開は続いたが、谷の安定したキャッチングで時間を使い、1点リードのままタイムアップ。町田がクラブ史上初のアジア挑戦でベスト8進出を果たした。

 準々決勝以降はファイナルステージと銘打たれ、西地区の8強勢も交えて4月16日から25日にかけてサウジアラビアのジッダで集中開催。町田は東地区首位での突破だったため、準々決勝は西地区首位以外のチームと対戦予定となっている。もっとも西地区の決勝トーナメント1回戦は中東情勢の悪化により延期となっており、今後の動向が注目される。

(取材・文 竹内達也)

●ACLE2025-26特集
▶サッカーの大人気ポッドキャスト!ヤーレンズのボケサカは毎週金曜配信

竹内達也
Text by 竹内達也

「ゲキサカ」ショート動画

TOP