防戦一方で活きた鹿島での激闘経験値…町田DF昌子源「ある程度は想定内やったかなと」
DF
[3.10 ACLE決勝T1回戦 町田 1-0 江原FC Gスタ]
FC町田ゼルビアは厳しい守勢を耐え抜きながらアジアベスト8への切符を掴み取った。最終ラインで堅守を支えたDF昌子源は「(ベスト8は)最低ライン。ここまでいろんな選手が頑張ってきて、ここで負けると全てが意味ないわけじゃないけど、何かもったいなかったとか、いい経験で終わる。そんなんで終わらせたくなかった。意地でもホームで勝つというのをやってきたので、最低目標をクリアできたのは良かった」と安堵の表情を浮かべた。
前半25分に先制点を奪った町田だったが、それ以降のシュート数は4対14。不用意なパスミスからピンチを招く場面も多くあり、決して“試合巧者”と言えるような試合運びではなかった。しかし、難しい時間にも崩れない強さがあった。
「ミスなんてあると思っているし、そこを最後でなかったことできるので。サッカーは。それを今日もやるだけだった。自分がミスをしたらごめん!ではなく、何事もないように振る舞うみたいなのも大事なので。それができたかなと」(昌子)
特に後半14分にDF望月ヘンリー海輝に代わって3バックの中央にDF岡村大八が投入されて以降は、チームに「1点を守る」という意思統一が広がり、トランジションでのミスも少なくなっていった。昌子は交代の時点で黒田剛監督のメッセージを読み取っていたという。
「わりと早い段階で2点目を取りにいくというシフトじゃなく、『死んでも守れ』という雰囲気になった。僕は特に大八の交代で少しそういう意図を汲み取っていましたね」。あわよくばカウンターで1点という思いもあったようだが、色気を出してリスクを冒すことはしなかった。
そうした揺るがぬ安定感の背景には鹿島アントラーズ時代の2018年にACLを制した経験が活きていたようだ。
18年の鹿島はラウンド16で上海上港と対戦。ホームでの第1戦を3-1で制したが、敵地での第2戦は1-2で敗れながらの突破だった。準々決勝こそ天津権健に2戦合計5-0で大勝するも、準決勝の水原三星戦はホーム第1戦で0-2ビハインドから3-2の大逆転勝ち。アウェー第2戦でも1-3からの3-3ドローと、壮絶なシーソーゲームを戦っており、ビハインドに陥ったチームの攻勢ムードは身体に刻み込まれていた。
今回はそうしたオープンな展開にすら持ち込ませず、町田らしい守備の強みで決着をつけた。
「ホーム&アウェーはラウンド16に限らず、こういう展開になる。一発目はなんか探り合って、2戦目に一気に動き出すというのは良くある展開なので。先制点を取った方が防戦になるのはイメージできる。それ通りの展開だった」
想定内の守勢に向き合い、見事に無失点。「(鹿島での)そういうのがあったので今日もあまり慌てずに、ある程度は想定内やったかなと思います。今までの経験上、絶対に点を取ったほうが守勢に回っているんで。うちが点を取った瞬間、相手もフォーメーションを変えてきたのもあるし、絶対にこうなると思っていました」。その堅守の中心には背番号3の大きな経験値があった。
(取材・文 竹内達也)
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FC町田ゼルビアは厳しい守勢を耐え抜きながらアジアベスト8への切符を掴み取った。最終ラインで堅守を支えたDF昌子源は「(ベスト8は)最低ライン。ここまでいろんな選手が頑張ってきて、ここで負けると全てが意味ないわけじゃないけど、何かもったいなかったとか、いい経験で終わる。そんなんで終わらせたくなかった。意地でもホームで勝つというのをやってきたので、最低目標をクリアできたのは良かった」と安堵の表情を浮かべた。
前半25分に先制点を奪った町田だったが、それ以降のシュート数は4対14。不用意なパスミスからピンチを招く場面も多くあり、決して“試合巧者”と言えるような試合運びではなかった。しかし、難しい時間にも崩れない強さがあった。
「ミスなんてあると思っているし、そこを最後でなかったことできるので。サッカーは。それを今日もやるだけだった。自分がミスをしたらごめん!ではなく、何事もないように振る舞うみたいなのも大事なので。それができたかなと」(昌子)
特に後半14分にDF望月ヘンリー海輝に代わって3バックの中央にDF岡村大八が投入されて以降は、チームに「1点を守る」という意思統一が広がり、トランジションでのミスも少なくなっていった。昌子は交代の時点で黒田剛監督のメッセージを読み取っていたという。
「わりと早い段階で2点目を取りにいくというシフトじゃなく、『死んでも守れ』という雰囲気になった。僕は特に大八の交代で少しそういう意図を汲み取っていましたね」。あわよくばカウンターで1点という思いもあったようだが、色気を出してリスクを冒すことはしなかった。
そうした揺るがぬ安定感の背景には鹿島アントラーズ時代の2018年にACLを制した経験が活きていたようだ。
18年の鹿島はラウンド16で上海上港と対戦。ホームでの第1戦を3-1で制したが、敵地での第2戦は1-2で敗れながらの突破だった。準々決勝こそ天津権健に2戦合計5-0で大勝するも、準決勝の水原三星戦はホーム第1戦で0-2ビハインドから3-2の大逆転勝ち。アウェー第2戦でも1-3からの3-3ドローと、壮絶なシーソーゲームを戦っており、ビハインドに陥ったチームの攻勢ムードは身体に刻み込まれていた。
今回はそうしたオープンな展開にすら持ち込ませず、町田らしい守備の強みで決着をつけた。
「ホーム&アウェーはラウンド16に限らず、こういう展開になる。一発目はなんか探り合って、2戦目に一気に動き出すというのは良くある展開なので。先制点を取った方が防戦になるのはイメージできる。それ通りの展開だった」
想定内の守勢に向き合い、見事に無失点。「(鹿島での)そういうのがあったので今日もあまり慌てずに、ある程度は想定内やったかなと思います。今までの経験上、絶対に点を取ったほうが守勢に回っているんで。うちが点を取った瞬間、相手もフォーメーションを変えてきたのもあるし、絶対にこうなると思っていました」。その堅守の中心には背番号3の大きな経験値があった。
(取材・文 竹内達也)
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