U-20W杯へ日常の意識高める法政大MF小倉幸成、天皇杯・鹿島戦まで“あと2勝”に「これ以上のチャンスはない」
MF
[4.26 天皇杯東京都予選準決勝 東京23FC 2-4 法政大 味フィ西]
学年が上がり、AFC U20アジアカップも経験した。法政大MF小倉幸成(2年=鹿島ユース)は同世代のトッププレーヤーとも共にプレーする中で、「つねに危機感を感じながらやるのが今一番大事」と力を込めた。
小倉は2月にU-20ワールドカップ出場権を懸けたU20アジア杯に参戦。日の丸を背負って立った初の大舞台ではグループリーグから準々決勝までの全4試合で先発入りし、世界との挑戦に繋げるミドルシュートを決めて結果を残した一方、累積警告による準決勝の出場停止や初戦を前半のみのプレーで終えるなど悔しさも味わった。
最後はアジア4強で幕を閉じた経験を「ちょっと悔しい気持ちが大きかった」と振り返りつつ、「準々決勝で自分が結果を出してチームも勝利できたことは、ひとつ自分の成長でもある」と総括。小倉は「まずは(U-20)W杯メンバーに選ばれることを目標に」新シーズンへのモチベーションに変えた様子だ。
もっともJリーグ組とも日々を過ごし、3月にはスペイン遠征で欧州組ともプレーした中で「明らかに(一緒に)やっていてもプロの人たちの方がレベルは高いのは事実」と小倉。「普段やっているプレッシャーとか練習の質とか、そういったところは大学とは全然違うと思うので、遅れを取らないことが大事」と強調した。
今月にはU-20日本代表世代でU-22 Jリーグ選抜対関東大学選抜の第1回ポストユースマッチが行われ、来月には関西学生選抜との第2回が予定されている。U-20日本代表の強化も事実上の活動目的となっているため、メンバー争いはさらに熾烈を極めることが予想される。
「その試合も見た中で自分自身は本当に危機感を持ってやらないとダメだと思う。Jでやっている選手たちといざ代表で一緒になったときに、意識の差とかそういったところで遅れを取らないように日頃から突き詰めてやっていくことが大事で、大学サッカーのレベルに合わせては自分はダメだと思うので、つねに危機感を感じながらやるのが今一番大事なのかなと思っています」(小倉)
そうした意識のもと、U20アジア杯を終えて合流した法政大では「中心になっていかなきゃいけない自覚がある」。その言葉を体現するように、天皇杯東京都予選準決勝では中盤で舵を取って4-2の勝利に貢献。柳沢将之新監督が就任したチームは今季の全勝が続いている。
ただ、小倉は法政大が好スタートを切る中でも「これを1年間続けなきゃ意味がないと思う」と襟を正し、「ここから落ちていったら本物のチームではない」と主張。1年での関東大学リーグ1部復帰を果たせなかった昨季も踏まえながら、「代表に選ばれているとか関係なく自分自身も追い込んでいきながら、気を抜いたら足をすくわれると思うので、そういったところで自分がまとめられたら」とチームを牽引していく構えだ。
そして天皇杯予選の決勝に進出したことで、どうしても実現させたい対戦がある。東京都代表は天皇杯1回戦で群馬県代表と対戦し、ここを突破すると2回戦で鹿島アントラーズと顔を合わせることになる。鹿島ユース出身の小倉は「これ以上のチャンスはない」と強く意識。鹿島の選手とは対戦する可能性について話しておらず「自分が思っているだけ」とするが、「やりたいです。倒したいです」と熱い気持ちをたぎらせた。
今オフには鹿島のプレシーズンキャンプにも参加。大きな刺激を受けた先輩たちとの真剣勝負に挑むためにも、まずは予選決勝で難敵・明治大を倒さなければいけない。小倉は強い覚悟で日々を送っているからこそ、あえて「その先を見ている。勝つのは当たり前」と常勝軍団の出身らしく意気込み、高い熱量をチームに伝染させていく。
(取材・文 加藤直岐)
●第105回天皇杯特集
●第99回関東大学リーグ特集
学年が上がり、AFC U20アジアカップも経験した。法政大MF小倉幸成(2年=鹿島ユース)は同世代のトッププレーヤーとも共にプレーする中で、「つねに危機感を感じながらやるのが今一番大事」と力を込めた。
小倉は2月にU-20ワールドカップ出場権を懸けたU20アジア杯に参戦。日の丸を背負って立った初の大舞台ではグループリーグから準々決勝までの全4試合で先発入りし、世界との挑戦に繋げるミドルシュートを決めて結果を残した一方、累積警告による準決勝の出場停止や初戦を前半のみのプレーで終えるなど悔しさも味わった。
最後はアジア4強で幕を閉じた経験を「ちょっと悔しい気持ちが大きかった」と振り返りつつ、「準々決勝で自分が結果を出してチームも勝利できたことは、ひとつ自分の成長でもある」と総括。小倉は「まずは(U-20)W杯メンバーに選ばれることを目標に」新シーズンへのモチベーションに変えた様子だ。
もっともJリーグ組とも日々を過ごし、3月にはスペイン遠征で欧州組ともプレーした中で「明らかに(一緒に)やっていてもプロの人たちの方がレベルは高いのは事実」と小倉。「普段やっているプレッシャーとか練習の質とか、そういったところは大学とは全然違うと思うので、遅れを取らないことが大事」と強調した。
今月にはU-20日本代表世代でU-22 Jリーグ選抜対関東大学選抜の第1回ポストユースマッチが行われ、来月には関西学生選抜との第2回が予定されている。U-20日本代表の強化も事実上の活動目的となっているため、メンバー争いはさらに熾烈を極めることが予想される。
「その試合も見た中で自分自身は本当に危機感を持ってやらないとダメだと思う。Jでやっている選手たちといざ代表で一緒になったときに、意識の差とかそういったところで遅れを取らないように日頃から突き詰めてやっていくことが大事で、大学サッカーのレベルに合わせては自分はダメだと思うので、つねに危機感を感じながらやるのが今一番大事なのかなと思っています」(小倉)
そうした意識のもと、U20アジア杯を終えて合流した法政大では「中心になっていかなきゃいけない自覚がある」。その言葉を体現するように、天皇杯東京都予選準決勝では中盤で舵を取って4-2の勝利に貢献。柳沢将之新監督が就任したチームは今季の全勝が続いている。
ただ、小倉は法政大が好スタートを切る中でも「これを1年間続けなきゃ意味がないと思う」と襟を正し、「ここから落ちていったら本物のチームではない」と主張。1年での関東大学リーグ1部復帰を果たせなかった昨季も踏まえながら、「代表に選ばれているとか関係なく自分自身も追い込んでいきながら、気を抜いたら足をすくわれると思うので、そういったところで自分がまとめられたら」とチームを牽引していく構えだ。
そして天皇杯予選の決勝に進出したことで、どうしても実現させたい対戦がある。東京都代表は天皇杯1回戦で群馬県代表と対戦し、ここを突破すると2回戦で鹿島アントラーズと顔を合わせることになる。鹿島ユース出身の小倉は「これ以上のチャンスはない」と強く意識。鹿島の選手とは対戦する可能性について話しておらず「自分が思っているだけ」とするが、「やりたいです。倒したいです」と熱い気持ちをたぎらせた。
今オフには鹿島のプレシーズンキャンプにも参加。大きな刺激を受けた先輩たちとの真剣勝負に挑むためにも、まずは予選決勝で難敵・明治大を倒さなければいけない。小倉は強い覚悟で日々を送っているからこそ、あえて「その先を見ている。勝つのは当たり前」と常勝軍団の出身らしく意気込み、高い熱量をチームに伝染させていく。
(取材・文 加藤直岐)
●第105回天皇杯特集
●第99回関東大学リーグ特集


