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「ここに入ってから知った」先発抜擢…無失点で柏撃破に貢献した東洋大GK磐井稜真

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東洋大のゴールマウスを守り切ったGK磐井稜真(2年=東京Vユース)

[6.11 天皇杯2回戦 柏 0-2 東洋大 三協F柏]

 初出場は突然やってきた。東洋大のGK磐井稜真(2年=東京Vユース)は、J1柏レイソルとの天皇杯でいきなり先発を言い渡された。

「連戦ですし、出るかもみたいなことは言われていたんですけど、当日までわからなくて。ここ(三協フロンテア柏スタジアム)に入ってから知った感じです」

 関東大学サッカー1部を戦う東洋大において、今季の全10試合、そして天皇杯初戦となった1回戦・仙台大戦(○4-2)でゴールマウスを守ってきたのは、GK上村倫士(4年=日大藤沢高)。それでも、大舞台で巡ってきたチャンスに迷いはいっさいなかった。

「練習試合でも自分のパフォーマンスがよかったので、絶対いつかチャンスは来るだろうと思っていましたし、それがたまたま今日だったので。いつものプレーを出せればというのはずっと思っていたので、結果につながったので良かったです」

 試合前は緊張していたというが、いつも通りのプレーを心がけた。立ち上がり2分、東洋大のスキをついた柏がパスワークで崩してFW仲間隼斗が決定機を迎える。これをGK磐井がしのぐ。先制されたら一気に柏の流れにかたむきかねない場面で見せたビッグセーブだった。

「立ち上がりは大事な時間なので、そこをゼロで行くっていうのは後ろにとってすごい大事なことなので、そこはホントに引き締めてやりました」

 前半の終盤には再び柏がチャンスをつくり、38分、FW古澤ナベル慈宇の左足が東洋大ゴールを襲ったが、これもGK磐井が好セーブで柏に得点を許さない。120分を通して受けた13本の柏のシュートを、無失点で守り抜き、歴史的勝利に大きく貢献した。

 磐井の反対のゴール前では、延長後半に2失点こそしたが、東洋大のOBである柏GK松本健太も存在感を見せていた。「前後半チャンスはあったんすけど、決めきれなかった」(磐井)のは、松本の好セーブが大きかった。

「やっぱ目指すところはそこ(プロ)なので、すごくいい刺激になりましたし、もっとやんなきゃいけないなっていうのはすごく感じました」

 プロとして戦う先輩から刺激を受け、磐井はさらなる成長を誓った。

ハイボールに対しても安定したプレーを見せた

(取材・文 奥山典幸)

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奥山典幸
Text by 奥山典幸

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