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逆転アシストで勝利に貢献…専修大の千葉内定WB佐藤柚太、次戦“ライバル”柏戦に闘争心「そこは負けられない」

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DF佐藤柚太(3年=甲府U-18)

[8.19 天皇杯1回戦 専修大 2-1 筑波大 レモンS]

 終了間際、自らのパスで逆転ゴールをアシストした。専修大DF佐藤柚太(3年=甲府U-18/千葉内定)は後半43分、相手にボールを奪われたところを奪取し、MF那須奏輔(3年=名古屋U-18)の逆転ゴールをお膳立て。「那須は決める予感があったので鳥肌が立った」と喜びを噛みしめた。

 筑波大を相手に前半19分に失点を喫したなか、後半も劣勢は続いた。後半23分に那須とFW塚越幹太(4年=専修大松戸高)が出場したことで活性化。FW道白優斗(3年=流通経済大柏高)ら中盤が息を吹き返して攻勢を強めると、同40分に塚越が待望の同点ゴールを挙げた。

 そしてその3分後、専大は試合をひっくり返した。中盤で味方のパスが相手に奪われたが、即座に反応したのは佐藤。「切り替えのところは意識していた。自分の前に入ったら行こうと思っていた。そこは奪えてよかった」(佐藤)。奪ってすぐ顔を上げ、前線にパスを出す。ボールを収めた那須が渾身の左足シュートを決め、2-1と逆転に成功した。

 3-4-2-1の右ウイングバックでプレーし、持ち味の攻撃力を発揮した場面もあったが、チャンスを決め切れなかった。「1試合に1回は劇的なチャンスはこぼれてくるけど、そこを決め切れるような選手にならないと。そうしないともっと上には行けない」。肉離れの影響で直前に復帰というコンディションで先発入りしていたが、「そのなかでも自分はやっていかないといけない。もっと起点となっていけるような選手にならないと」と力を込めた。

 プロ入りが正式に発表されたことも、その意識の高さの要因となったのかもしれない。今月6日、ジェフユナイテッド千葉は佐藤の2027-28シーズンの加入内定を発表した。

 専大は今シーズンから関東大学2部リーグに昇格。千葉のスカウトである斉藤和夫氏は昨年の3部リーグから佐藤を観るために足を運んでいたという。佐藤は「2年生のときからずっと追ってくれていた。毎試合3部でも試合を観てくれていた」と感謝。6月19日のアミノバイタルカップ初戦・駒澤大戦後にオファーを受けた。

 名古屋グランパスのアカデミー出身だが、U-15からユースには上がれず。名古屋のスタッフの紹介でヴァンフォーレ甲府U-18に進んだ。甲府ではCBも務めた中で、専大では改めて自身の攻撃力に磨きをかけた。「DFラインはどこでもやりたいけど、推進力を生かしたところが得意。そこが重要だと感じているので、SBとかWBをやりたい」と意欲。サンフレッチェ広島のWB中野就斗を「上手くて走れて守備も強い」と参考にしているという。

 1回戦を突破した専大は26日の2回戦で柏レイソルと対戦する。内定先・千葉のライバルでもあり、「そこは負けられない。同じ黄色の相手には負けられない」と闘争心を露わ。「レイソル戦でも何があるかわからない。今日のように先を行かれても諦めずに戦っていきたい」。プロ入り後のダービーの前哨戦として、誇りを持って強敵に挑む。

(取材・文 石川祐介)


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石川祐介
Text by 石川祐介

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