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[選手権]左足やスピード魅力のブレイク候補が目指す姿は“左の内田篤人”。東福岡の2年生左SB小熊亮輔は勝ち続けて、成長を加速させる

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東福岡高の左SB小熊亮輔(2年=Gullid Asakura FC U-15出身)がオーバーラップからクロスを狙う

[10.26 選手権福岡県予選準々決勝 筑紫台高 1-3 東福岡高 小郡市陸上競技場]

 目指す姿は“左の内田篤人”。東福岡高の左SB小熊亮輔(2年=Gullid Asakura FC U-15出身)は「自分は内田篤人さんが好きで、世界でずっと活躍してきたサイドバックで1番好きなんで、凄いリスペクトしています」という。

 ストロングポイントは左足。この日は左足からのクロスやプレースキックで味方のヘディングシュートを演出した。また、ビルドアップでも強みを発揮し、右足でくさびへのパスを差し込むシーンも。そして、50m走6秒2の俊足を活かした高速ドリブルでも他との違いを示していた。

 上体の力が強く、動きがしなやか。ゴール連発中の10番FW齊藤琉稀空主将(3年)相手でも対人でやり合える自信がある。この日、右サイドで圧倒的なドリブル突破を見せ、アシストも記録した183cmSB竹田舜(3年)と小熊の両SBの個の力は強烈だ。

 小熊は「やっぱチームの起点となったり、自分的にはちょっと司令塔気味、試合作っていくっていうSBになっていきたい」という一方、先輩SB竹田のような突破力の必要性を口にする。また、先輩DF長友佑都(FC東京)のような何度でもアップダウンできるような体力や、強力アタッカー相手でも常に競り勝つような力が身につけば、上のステージでも活躍できるようなSBになりそうだ。

 平岡道浩監督もその可能性を認めた上で、「ちょっと休んじゃうところがあって、ちょっとボールを見てしまう時間がやっぱり長い。あとは攻撃参加のところのタイミングはもうちょっと、良くしていきたいです」と求める。

 今年、東福岡は守備面の弱さ、失点数の多さを指摘されてきた。それだけに、小熊は「2年なんですけど、3年生を引っ張って、ぐらいに声出して、キャプテンシー持ってくらいじゃないと、まとまらない」とコメント。この1年間、レギュラーとして公式戦出場を重ねてきた2年生DFは、よりチームを引っ張る存在になることを誓う。

 そして、選手権で勝ち続けてより多くの経験を重ねること。内田氏の現役時代のプレー映像を繰り返し確認し、DAZN (ダゾーン)などでの内田氏や元日本代表MF中村憲剛氏のSBについてのコメントを聞いて考え方を学んでいるという。「自分的には海外でもう活躍するぐらいのサッカー選手になりたいと思っていて、それに比べたら全然まだまだなんで、もっと頑張らないと」。ブレイクする可能性を秘めた左SBは謙虚に努力を重ね、目指す姿に近づく。


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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