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[MOM5306]流通経済大柏FWオゲデベ有規(3年)_プロ入りした先輩MFの言葉で前向きに。100+2分、“流経の決勝ゴール男”が千葉名門対決に決着をつける!

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決勝点の流通経済大柏高FWオゲデベ有規(3年=浦和レッズジュニアユース出身)がチームメイトと勝利を喜ぶ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.9 選手権千葉県予選準決勝 流通経済大柏高 4-3(延長)市立船橋高 柏の葉]

“流経の決勝ゴール男”が千葉名門校対決に決着をつけた。3-3の延長後半10+2分、流通経済大柏高はゴール前のこぼれ球にFWオゲデベ有規(3年=浦和レッズジュニアユース出身)が反応。右中間から右足シュートをファーサイドのネットへ流し込んだ。

「パッと見た時にあそこくらいしかないかなと思って蹴ったら、ちゃんと良い方向に行ったんで良かったです」。ゴールを確認すると、スタンドの家族、チームメイトの下へ。そして、一緒に喜びを爆発させた。

「めちゃめちゃ嬉しかった。(このピッチに)立ちたくても立てない選手たちがやっぱ応援してくれてる中で、そういう選手たちが本選に繋げれるようなゴールを決められて、(選手権に出る)チャンスを渡すことができて、自分もめちゃめちゃ嬉しかったし、やっぱいつも応援してくれてるチームメイトだったり親がいたんで、そこに行って喜びを爆発させたいなって思いました」

 榎本雅大監督はオゲデベについて、「結構、決勝ゴール男なんですよ」と説明する。昨年のプリンスリーグ関東2部最終節(対西武台高)で決勝ゴール。今年はプレミアリーグEASTの青森山田高戦やインターハイ準々決勝の飯塚高戦、プリンスリーグ関東2部の桐光学園高戦で決勝点を決めている。

 また、プレミアリーグEASTで1つ、プリンスリーグ関東2部で3つの同点ゴール。交代出場が多いが、勝負どころで決める力を示してきた。この日も後半26分の投入後、なかなかチャンスに絡むことができていなかったが、榎本監督からの指示通りにFW渡辺瞳也(2年)の近くでプレーすることと、セカンドボールを回収することを意識。そして、渡辺が競ってこぼれたボールを仕留め、劇的な決勝点を決めた。

「期待に応えようっていう気持ちはいつも持っている」とオゲデベ。以前は上手く行かないことの方が多かったというが、昨年度の選手権で大活躍した先輩MF亀田歩夢(現・富山)の言葉で前を向くことができたのだという。

「自分、いつも試合や練習で落ち込んだりして。シュート練習とかでめちゃめちゃ外しまくって、『もうサッカーやだわ』みたいなことを言ったら、亀田が『いや、オマエそんなのもったいないでしょ』『そういうのでくよくよしてたら、絶対もったいないし、オマエ、良いもん持ってるからもっとちゃんとやりに行け』みたいな言葉を掛けてくれて、自分、めちゃめちゃ嬉しかったです」。寮生活をともに過ごし、冗談も言い合える仲。上手く行かない時に自分のメンタル面を落ち着かせてくれた先輩の存在に感謝し、「こういう風に結果残せたのは凄く嬉しいです」と笑顔を見せた。

 亀田は1年前の選手権でスーパーゴールを決めるなど輝きを放った。「自分はスタンドで見てたんで、格好良いなとか憧れる部分もあったし、メンタルもめちゃめちゃ強くて、(決勝のPK戦で)パネンカとかするぐらいなんで、やっぱそういうところを見習っていきたいし、逆に俺にしかできないこともあるんで、自分に変換してやっていきたいなと思います」。亀田のようなドリブルはできないが、183cmの高さや50m走6秒1の身体能力を活かしてゴールを決めることができる。

 そして、1チャンスで仕留める勝負強さもオゲデベの武器だ。千葉準決勝のヒーローは今後へ向けて、「まだ優勝した訳じゃないし、自分たちが何か成し遂げたかって言ったら別にそうでもない。全員がしっかりとそれを理解していると思うし、この勝利をまた一歩、自分たちが次に繋げる原動力にして、しっかり次の戦いも勝って、去年優勝できなかった分、国立でしっかり借りを返したいと思います」。まずは16日の決勝でもチームに貢献すること。そして、選手権で全国2位の先輩たちを超える。

延長後半10+2分、流経大柏FWオゲデベ有規が右足で決勝ゴール

勝負強さを示し、4-3

(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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