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関西学院大MF先田颯成、トップ下で得点能力開花も来季はボランチを志願か「プロの世界に行くには」

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サガン鳥栖U-18対決となった左から山本楓大(関学大)、岡英輝(国士舘大)、小西春輝(関学大)、先田颯成(関学大)

[12.24 インカレ準決勝 国士舘大3-1関西学院大 カンセキ]

 姿は応援席にあった。関西学院大(関西1)は21日の準々決勝から先発6人を変更。多くはターンオーバーだったが、MF先田颯成(2年=鳥栖U-18)は体調不良でベンチ入りメンバーを外れていた。

「(21日の)明治戦が終わったあとに体調が思わしくなくて、熱もあって。検査もして大丈夫でしたが、疲労もあったのかなと思います」

 今季の関西学生リーグで大きなインパクトを残した選手の一人だった。特にトップ下にポジションを移した夏場以降の戦いで得点能力が開花。4得点を決めた10月12日の大阪学院大戦から最終節の11月16日の関西大戦まで7試合連続ゴールを決めた。

 得点ランキングトップの桃山学院大FW藤枝康佑(4年=東山高/松本内定)には1点届かなかったが、それでも17得点を決める大活躍で、チームを3年ぶり32回目となる関西制覇に導いた。

 それでも大学選手権(インカレ)ではグループリーグ初戦の仙台大戦で先制点を決めたものの、以降の試合ではゴールネットを揺らすことはできなかった。「自分の力のなさを感じた大会になった」。力不足を痛感させられた。

「一番は明治戦のところで、攻撃のところで一発で前を向いたり、決め切るところ。フィジカルで倒れないとかはまだまだと感じた。明治戦を終わったとはアピールできなかったのかなと思います」

 そしてそこで感じたのは「勝負するポジション。トップ下では厳しいかな」ということだという。得点力の強みを残したまま、ポジションもボランチに専念することで新たなスタイルを確立したい考えだ。

「点を取るのはできるけど、それ以外でスイッチを入れたり、やれているなと思ったけど、難しいですね。もっとプロの世界に行くには、トップ下では難しいと感じてきた。いろいろ話を聞きながらやりたい」

 すべてはプロを意識してのこと。関学大は一昨年の主将だった濃野公人(鹿島)ら有力選手を輩出する名門だが、昨年のプロ入り選手はゼロ。今年も内定が出る選手が遅く、下級生から試合に出続けてもプロの世界に飛び込むことは簡単ではないと感じている。

 だからこそ進化を示し続けないといけない。「直近はデンソー(カップチャレンジ)がある。そこで活躍することでプロがみえてくると思う」と選抜活動にも意欲を示した先田は、「(チームとして)この一年で成長している部分と、まだまだという課題がハッキリと出た。来年また新しい1年生も入ってくるので、いい競争をして、日本一に向けて頑張りたい」とチームの中心としての自覚も強めていた。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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