なでしこJはあすパリ五輪GL初戦・W杯覇者スペイン戦へ…キャプテン熊谷「このために自分たちは準備してきた」
日本女子代表(なでしこジャパン)は日本時間26日0時(現地時間25日午後5時)にパリオリンピックのグループリーグ初戦でスペインと対戦する。24日にはオンライン会見が行われ、MF藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、DF清水梨紗(マンチェスター・シティ)、DF熊谷紗希(ローマ)が出席。キャプテンの熊谷は「本当にいよいよだなというところ。このために自分たちは準備してきたので、明日それを出すだけ。チャレンジするだけだなというところは思っている。簡単な試合はひとつもない。チーム全員で少しずつ前に進んで行けるように、とにかく全力を尽くしたい」と意気込みを口にした。
ロンドン五輪以来となる3大会ぶりのメダル、そして悲願の金メダルを目指す戦いが始まる。事前キャンプを終えた日本は、初戦が行われるナントでトレーニング中。藤野は「いよいよだなという感覚になりつつも、去年のワールドカップのときに感じた悔しさを晴らせる大会でもある」と意欲をのぞかせた。
日本は昨年の女子W杯で準々決勝敗退。スウェーデンに1-2で敗れ、2011年以来となる優勝を逃した。その後は3バック戦術も導入しながら、新たな戦い方を模索。熊谷は「いろんなトライをしてきたが、選手の対応力、順応力はすごくある。新しいチャレンジもポジティブにできているところはいいところ」と手応えを明かした。
25日には初戦でスペインと対戦。昨年の女子W杯覇者スペインにとって、日本は同大会で唯一黒星を喫した相手。清水は4-0と快勝した試合を「自分たちにとって自信につながった試合」と振り返る。ただ、強者スペインに対して油断はない。
「カウンターがすごく決まった試合だった。もちろんそこを狙うが、スペインも日本の武器と思っているはず。そう簡単にはいかない」(清水)
勝負の分かれ目は“細部”。清水は「運動量やちょっとしたマメなポジションを取ることが大事になってくる。スペインもそういったマメなことができるチーム。細部が重要になってくる試合になる」と冷静に分析した。
グループリーグで勝った相手とはいえ、その後W杯を制したのはスペインだ。熊谷は初戦の大事さを説きながら、新たな戦術でスペインに挑む気概を語る。「いい意味でチャレンジャーとして、昨年の戦い方と同じ戦い方はしたくない。違ったチャレンジを見せたい。この試合に向けてやってきたところをまずは出していきたい」。大一番となりうる初戦で白星を挙げ、頂点までの弾みをつけるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)
ロンドン五輪以来となる3大会ぶりのメダル、そして悲願の金メダルを目指す戦いが始まる。事前キャンプを終えた日本は、初戦が行われるナントでトレーニング中。藤野は「いよいよだなという感覚になりつつも、去年のワールドカップのときに感じた悔しさを晴らせる大会でもある」と意欲をのぞかせた。
日本は昨年の女子W杯で準々決勝敗退。スウェーデンに1-2で敗れ、2011年以来となる優勝を逃した。その後は3バック戦術も導入しながら、新たな戦い方を模索。熊谷は「いろんなトライをしてきたが、選手の対応力、順応力はすごくある。新しいチャレンジもポジティブにできているところはいいところ」と手応えを明かした。
25日には初戦でスペインと対戦。昨年の女子W杯覇者スペインにとって、日本は同大会で唯一黒星を喫した相手。清水は4-0と快勝した試合を「自分たちにとって自信につながった試合」と振り返る。ただ、強者スペインに対して油断はない。
「カウンターがすごく決まった試合だった。もちろんそこを狙うが、スペインも日本の武器と思っているはず。そう簡単にはいかない」(清水)
勝負の分かれ目は“細部”。清水は「運動量やちょっとしたマメなポジションを取ることが大事になってくる。スペインもそういったマメなことができるチーム。細部が重要になってくる試合になる」と冷静に分析した。
グループリーグで勝った相手とはいえ、その後W杯を制したのはスペインだ。熊谷は初戦の大事さを説きながら、新たな戦術でスペインに挑む気概を語る。「いい意味でチャレンジャーとして、昨年の戦い方と同じ戦い方はしたくない。違ったチャレンジを見せたい。この試合に向けてやってきたところをまずは出していきたい」。大一番となりうる初戦で白星を挙げ、頂点までの弾みをつけるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)



