U-17日本代表FW加茂結斗(柏U-18)は「溜めてきた」部分を初戦から全部出しきり、勝負を決定づける

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現地時間4月3日に開幕を迎える(日本の初戦は4日)AFC U17アジアカップ サウジアラビア2025に向けて活動を続けるU-17日本代表。攻撃での“結果”を求めて燃えるFW加茂結斗(柏レイソルU-18)が、「チームとしてみんな同じ方向を向けてるし、良い準備ができている」と手応えを語った。
主にシャドーの位置での起用となりそうな加茂は、小柄ながら技術に優れ、相手の戦術的な急所を突くのも巧みなアタッカーだ。現地時間4日20時15分(日本時間5日2時15分)に行われるU-17UAE代表との初戦に向けても、手応えがあると話す。
「コンディションはいいです。手応えもあります。ただ、U-17タイ代表との練習試合で自分はアシストもゴールもなかった。前の選手として求めるものが出せなかったことは満足していません」
もっとも、「試合まで溜めているということで」とニヤリと笑ったように気に病んでいるというわけではない。だから燃えているということのようだ。
今大会は標高1600mほどの高地での開催だが、それについても「あったのかもしれないですけど」と首を捻りつつ、「なんか差があるようには感じていないですね」とまったく気にしていないとのこと。こうした「細かいことは全然気にしない」という性格は、国際大会向きと言えるかもしれない。
目指すはもちろん、世界。あこがれの選手としては、年齢も近いスターの名前を挙げた。
「(スペイン代表の)ラミン・ヤマルとかの動画はよく観ている。世界の一流プレーヤーの中で一番年齢も近いですし、純粋に尊敬している」
特にマネしているというわけではないそうだが、「その場の状況に応じてプレーを選択できるのが自分の特長、ゴールに繋がるアイディアを発揮できる」と語る部分はヤマルのプレーにも通じるストロングポイントと言えるかもしれない。
「攻撃の中心として勝負を決められるような選手になっていきたい」という目標に向けた第一歩として今大会を位置付ける。「溜めてきた」部分を初戦から全部出し切っていけるか。真価を問われる大会となる。
(取材・文 川端暁彦)
●AFC U17アジアカップ2025特集
主にシャドーの位置での起用となりそうな加茂は、小柄ながら技術に優れ、相手の戦術的な急所を突くのも巧みなアタッカーだ。現地時間4日20時15分(日本時間5日2時15分)に行われるU-17UAE代表との初戦に向けても、手応えがあると話す。
「コンディションはいいです。手応えもあります。ただ、U-17タイ代表との練習試合で自分はアシストもゴールもなかった。前の選手として求めるものが出せなかったことは満足していません」
もっとも、「試合まで溜めているということで」とニヤリと笑ったように気に病んでいるというわけではない。だから燃えているということのようだ。
今大会は標高1600mほどの高地での開催だが、それについても「あったのかもしれないですけど」と首を捻りつつ、「なんか差があるようには感じていないですね」とまったく気にしていないとのこと。こうした「細かいことは全然気にしない」という性格は、国際大会向きと言えるかもしれない。
目指すはもちろん、世界。あこがれの選手としては、年齢も近いスターの名前を挙げた。
「(スペイン代表の)ラミン・ヤマルとかの動画はよく観ている。世界の一流プレーヤーの中で一番年齢も近いですし、純粋に尊敬している」
特にマネしているというわけではないそうだが、「その場の状況に応じてプレーを選択できるのが自分の特長、ゴールに繋がるアイディアを発揮できる」と語る部分はヤマルのプレーにも通じるストロングポイントと言えるかもしれない。
「攻撃の中心として勝負を決められるような選手になっていきたい」という目標に向けた第一歩として今大会を位置付ける。「溜めてきた」部分を初戦から全部出し切っていけるか。真価を問われる大会となる。
(取材・文 川端暁彦)
●AFC U17アジアカップ2025特集