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森保Jで13試合ぶりベンチ入り、交代枠使い切ってもアップ続けた長友佑都「今までは遠いところから見ていた」

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DF長友佑都(FC東京)

[7.8 E-1選手権 日本 6-1 香港 龍仁]

 13試合ぶりのベンチ入り。出番はなかったが、ピッチの真横で仲間たちの息づかいを感じながら鼓舞する姿には確かな存在感があった。

 日本代表DF長友佑都(FC東京)は試合後、久々に通ったミックスゾーンで「今までは遠いところ、上の方(スタンド)から見ていたので僕の声も届かなかった。でも、ベンチからだと声も届くし、彼らを鼓舞することや自分の経験から感じたことを彼らに伝えることもできる」と熱い口調で語った。

 フレッシュな選手たちが躍動して得点を重ねた前半はウォーミングアップに徹した。J1の試合から中2日、高温多湿の厳しい気象条件で選手たちの運動量や質が落ち、失点もした後半はベンチ前からピッチの選手に声を掛ける姿が目に付いた。

「全体的に苦しそうだったので、自分の声で背中を押すようなことができればと思っていた」。チームキャプテンとしてできることを全力でやった。

 昨年3月の北中米W杯アジア2次予選から代表に復帰しており、最終予選も今回のE-1選手権もすべて招集されてきた。これまでは12試合連続でベンチ外が続いていたが、香港戦で久々にベンチ入りしたことにより「今までは上で見ていたが、下で見てより選手に近くなり、モチベーションがもう一個上がった。同じ目線の高さで立っていたことで自分がやれるという感覚も持てたし、より一層自信を持てた」と意欲を上げている。

 後半31分に望月ヘンリー海輝が交代出場した時点で日本は5枠の交代カードすべてを使い切ったが、長友はその後もアップを続けた。「もしかしたら脳震盪(による追加交代)の可能性も出てくるし、そういったものもあって、アピールも含めてアップした」。一厘の可能性でも信じて行動できる長友らしい思考だ。

 今回の背番号は「5」。W杯予選でベンチ入りした北朝鮮戦は「22」だったため、カタールW杯以来の番号だ。

「ロッカーで自分のところに5番が並んでいて、いろんな思いがこみ上げてきた。感慨深かった。感謝と責任と、この5番でもう一回この大会で輝いてやるぞという覚悟を持った」。長友が試合に出場すれば22年12月のカタールW杯決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦以来、2年8か月ぶりの出場となる。今大会は残り2試合――。

(取材・文 矢内由美子)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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