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「確かにデビュー戦ゴールが多いなと」大卒シンデレラボーイMF中村草太、次戦はウイングバック起用か「どこで出ても自分の特徴を見失わずに」

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MF中村草太(広島)

 EAFF E-1選手権初戦の香港戦に途中出場して日本代表デビューを飾り、後半アディショナルタイム4分にはデビュー戦ゴールまで決めたシンデレラボーイMF中村草太(広島)が11日、報道陣に取材対応。香港戦でのゴールが所属の広島で出場したACL2とJ1に続く“デビュー戦弾”だったことについてあらためて指摘されると、「それは知らなかったけど、確かに振り返ればデビュー戦ゴールが多いなって」と笑みを見せた。

 デビュー戦ゴールがここまで続くのは勝負強さの表れに他ならない。その要因を聞かれると「どの試合でも自分の特徴を出すっていうところは意識している。相手が嫌がるところからゴールを目指すというところ」と自己分析した。

 香港戦のゴールはすでに5-1で後半アディショナルタイムに入っており、勝負がついている状況での得点ではあったが、残り2戦のことを考えると価値のあるものだった。日本は前半を5-0で折り返しながらも後半はメンバーが次々と交代で代わり、初失点も喫し、攻撃のリズムをつくれずにいたからだ。

 チームキャプテンのDF長友佑都(FC東京)は試合後に「苦しい時間帯でも途中から出た選手が点を取った。このあとの2試合、非常に難しい試合になる中で交代で出た選手たちがいかに勢いをもたらせるかが大事。きょうは(中村)草太が決めたけど、綺麗なシュートじゃなくてもゴリゴリで行くことでチャンスもできるし、味方を助けることができる」と評していたが、チームにとって意味の大きな1点だった。

しかし、中村に自身が決めたことに浮かれている様子はない。「後半は自分を含めて少しダウンしてしまった部分はある。最後の点は僕でしたけど、それまで戦い続ける姿勢を止めなかった結果が自分のゴールにつながっただけ。自分のゴールですけど、あれはチーム全員が最後まで戦い続けた結果だと思う」。謙虚にそこを強調する。

 香港戦では右シャドーで途中出場したが、ここ2日間は報道陣に公開された時間帯の練習で右ウイングバックの位置でプレーしていた。中国戦は香港戦と違うポジションでのプレーとなりそうだ。

「どこで出ても自分の特徴を見失わずにというのは忘れずにやりたい。シャドーはゴールに近くなるので結果にこだわらないといけないと思う。逆にウイングバックは守備もやりながら、攻撃で自分の良さを出せたらいい」。チームへの意識と自分という軸をしっかり絡ませながら、今大会ただ一人の大卒ルーキーとしてただひとりの日本代表が中国との闘いに臨む。

(取材・文 矢内由美子)

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矢内由美子
Text by 矢内由美子

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