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E-1で名を上げた190cm大型DF安藤智哉、W杯CB争いへ「またJリーグで活躍して自分の価値を上げていきたい」

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DF安藤智哉(福岡)

[7.15 E-1選手権 日本 1-0 韓国 龍仁]

 出場試合を重ねる毎にプレーに磨きがかかり、存在感が増していった。日本代表初選出のDF安藤智哉(福岡)が初戦・香港戦と同様、“決戦”の韓国戦でも3バックの右ストッパーとしてフル出場。鉄壁のディフェンスで1-0の勝利に導き、E-1選手権連覇に貢献した。

 鋭い読みからの素早いカバーリング、空中戦の強さで安定感のある守備を見せた。後半の立ち上がりには韓国にカウンター攻撃を受けかけたが、素早いアプローチでブロック。後半10分には右サイドを崩され、DFイ・テソクにシュートを打たれたが、完璧なカバーリングでゴールマウスに立ちはだかった。

 その後も韓国に押し込まれ、ゴール前は混戦気味だったが、的確なポジショニングでピンチをことごとく回避。韓国がFWオ・セフンら長身選手を投入した終盤は190cmの長身を生かし、これまで日本が屈することの多かった相手の高さにも危なげなく対応した。

「オ・セフン選手や高い選手が出てきたので、よりボールには強くいこうと言われていたし、セカンドボールを獲り行くのもコミュニケーションが取れていたと思う。植田(直通)くんが入ったことでより高さも出せていた」。言葉のひとつひとつに充実感を漂わせた。

 韓国の十八番であるパワープレーに対して、苦しんだように見えないくらいの強さだった。それ以上に手応えを感じていたのは「前半は特に奪いに行く守備が出来た」ということ。だが、ここで満足はしない。

「奪った後のパスにまだまだ課題がある。今日は前向きにトライして、いい面もこれから伸ばしていかなきゃいけない面も出た」とポジティブに課題を見つめる。前半19分にはセカンドボールの回収からシュートまで打ち、攻撃面でも強みを見せた安藤。1年後の北中米W杯に向けても、けが人が相次ぐセンターバック争いの一角に食い込める幅広いポテンシャルを感じさせた。

 そして、最後は初代表でタイトルを獲得した喜びもしっかりと噛みしめた。

「本当に素晴らしい仲間と素晴らしいスタッフ。この短期間で(チームを)作り上げたというのは今までにないものですし、本当に素晴らしい経験をできた。福岡に帰ってまたJリーグで活躍して自分の価値を上げていきたい」。E-1で大きく名を上げた26歳は意欲をさらに高めていた。

(取材・文 矢内由美子)

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矢内由美子
Text by 矢内由美子

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