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負傷者相次ぐ森保JのCB陣…オランダ名門で一時離脱も間に合わせたDF板倉滉「自分は幸いにも軽傷だった」

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DF板倉滉(写真左)

 頼れるディフェンスリーダーが大事なアメリカ遠征に間に合わせた。日本代表DF板倉滉(アヤックス)は8月下旬、右足の負傷でエールディビジ1試合を欠場したが、無事に9月シリーズ初日のトレーニングに合流。W杯開催国での貴重な親善試合に向け、「W杯まで数少ないテストマッチで、今回もいい相手と試合ができるので、自分含めてみんなでコミュニケーションを取りながら大事な試合にしないといけない」と意気込んだ。

 板倉は今季、3シーズンを過ごしたボルシアMGからUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を持つオランダの名門アヤックスに加入。「ドイツで同じチームで3年間やって、居心地も良かったし、自分の中でも次の新しいステップを踏んでイチから戦わないといけない思いがあった」。来年夏には自身2度目となるW杯を控えるなか、新天地に移る決断をした。

 8月17日のエールディビジ第2節ゴー・アヘッド戦で新天地デビュー。「タイトル争い、優勝争いをしたいというのが強くあったし、優勝しないといけないチームだと思っている。やりがいやプレッシャーを感じながらできている」。そう語る一方、板倉はデビュー戦で右足を負傷すると、続く同24日の第3節ヘラクレス戦を欠場。同30日の第4節フォレンダム戦も同点ゴールを挙げた直後にピッチを退いており、コンディションが懸念されていた。

 それでも板倉はアメリカ遠征が始動した1日、自身の負傷について「ちょっと前に軽く気になっていた部分があった」と軽傷を強調。直近のフォレンダム戦での出場を受けて「良い形で試合に出て調整できているので問題なく来られている」と述べ、今年3月以来の代表復帰戦を前向きに展望した。

 日本代表のCB陣は現在、アジア杯で主力を担った冨安健洋と伊藤洋輝が長期離脱を強いられており、さらに今季開幕後には町田浩樹も左膝前十字靭帯断裂の大ケガで離脱中。W杯最終予選の終盤戦に出番を掴んだ瀬古歩夢、渡辺剛、関根大輝、EAFF E-1選手権でアピールに成功した荒木隼人といった面々が名を連ねるなか、前回のカタールW杯で主力を担った板倉が間に合ったのは頼もしいことこの上ない。

 板倉自身も復帰直後とあり、「この時期はシーズンが始まってすぐというのがあるし、筋肉系のケガが多くなってしまう時期。日本人がケガをするニュースを見るのは自分にとってもつらいけど、自分は幸いにも軽傷という形でここに来られている。引き続き気を引き締めてやっていかないといけない」と状態には気を払う。それでも「これまでは最終予選も含めてアジアのチームと戦ってきた中、メキシコ、アメリカと戦える機会はなかなかない」と本大会出場国との戦いに闘志を燃やしている。

 6日に対戦するメキシコは2021年夏、東京五輪の3位決定戦で敗れた相手でもある。「オリンピックの時もタフだなというのはすごく感じた。1試合目(グループリーグで)は勝つことができたけど、2試合目は負けてしまって、そのことはすごく覚えている」と板倉。4年越しのリベンジマッチに向けて「そのチームとこうやってA代表として戦えるのは嬉しいし、ちゃんと勝てれば」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
竹内達也
Text by 竹内達也

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