経験豊富な海外組・小杉啓太がU-20W杯メンバー入り! 山本ND「ギリギリまで粘ってよかった」海外クラブとの交渉が結実
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U-20ワールドカップに出場する“ロス五輪世代”U-20日本代表メンバーに、頼れる海外組DF小杉啓太(ユールゴーデン/スウェーデン)が選出された。インターナショナルマッチウィーク(IW)外の活動で海外クラブからの招集は難しい状況だが、山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)は「われわれのヨーロッパオフィスが最後まで粘って粘って。なんとか船越(優蔵)監督のチームに入れてよかった」と交渉が結実した喜びを語った。
世代別代表では2023年U-17W杯メンバーのキャプテンを務めた小杉。翌3月に湘南ベルマーレからスウェーデン1部へ。24シーズンは終盤から出番を掴み、UEFAカンファレンスリーグでは11試合2得点を挙げる活躍でベスト4入りに貢献した。25シーズンもここまでリーグ戦全22試合に出場。19歳ながらヨーロッパで大きな経験値を積んでいる。
IW期間外は代表活動の拘束力も発生せず、海外クラブも招集に難色を示す。メンバー発表会見に出席した船越優蔵監督は「なかなか初めはいい返事をもらえなかった」と実情を明かす。「JFAの窓口、強化担当の方に粘り強く交渉していただいて、ギリギリで派遣できるという返事をもらえた」と経緯を語った。
小杉は今月3日から9日までのIW期間で行われたAFC U23アジア杯予選に大岩剛監督体制のU-22日本代表メンバーとして参加。2試合でゲームキャプテンを務めるなど、3連勝の予選突破に寄与した。小杉招集可能の話を受けつつ、船越監督がメンバーを最終的に決めたのは昨日。U23アジア杯予選のプレーを見て「最終的に決めた」と語った。
U-20日本代表の左SBは本職が不在だった。2年前のU-20W杯に飛び級参加し、ここまで主力としてけん引してきたDF高橋仁胡(C大阪)が右第5中足骨骨折で負傷。左利き左SBとして、そしてリーダーシップを発揮できる小杉はU-20日本代表の大きな力となる。
山本NDは招集可能となった要因に、日本サッカー協会(JFA)ヨーロッパオフィスの尽力を強調。「サポートするスタッフ、ヨーロッパのオフィス、組織として成長している。今回の動きでギリギリまで粘ってよかった」と目を細めていた。
(取材・文 石川祐介)
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世代別代表では2023年U-17W杯メンバーのキャプテンを務めた小杉。翌3月に湘南ベルマーレからスウェーデン1部へ。24シーズンは終盤から出番を掴み、UEFAカンファレンスリーグでは11試合2得点を挙げる活躍でベスト4入りに貢献した。25シーズンもここまでリーグ戦全22試合に出場。19歳ながらヨーロッパで大きな経験値を積んでいる。
IW期間外は代表活動の拘束力も発生せず、海外クラブも招集に難色を示す。メンバー発表会見に出席した船越優蔵監督は「なかなか初めはいい返事をもらえなかった」と実情を明かす。「JFAの窓口、強化担当の方に粘り強く交渉していただいて、ギリギリで派遣できるという返事をもらえた」と経緯を語った。
小杉は今月3日から9日までのIW期間で行われたAFC U23アジア杯予選に大岩剛監督体制のU-22日本代表メンバーとして参加。2試合でゲームキャプテンを務めるなど、3連勝の予選突破に寄与した。小杉招集可能の話を受けつつ、船越監督がメンバーを最終的に決めたのは昨日。U23アジア杯予選のプレーを見て「最終的に決めた」と語った。
U-20日本代表の左SBは本職が不在だった。2年前のU-20W杯に飛び級参加し、ここまで主力としてけん引してきたDF高橋仁胡(C大阪)が右第5中足骨骨折で負傷。左利き左SBとして、そしてリーダーシップを発揮できる小杉はU-20日本代表の大きな力となる。
山本NDは招集可能となった要因に、日本サッカー協会(JFA)ヨーロッパオフィスの尽力を強調。「サポートするスタッフ、ヨーロッパのオフィス、組織として成長している。今回の動きでギリギリまで粘ってよかった」と目を細めていた。
(取材・文 石川祐介)
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