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歴史的ハイペースで得点重ねるFW小川航基、注目集めた後藤啓介との再会に「嬉しさはあるし、一人のライバルとして」

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FW小川航基(NECナイメヘン)

 国際Aマッチ12試合10ゴール。歴史的なハイペースで得点を重ねるストライカーは、悲願のW杯出場に向けてまだまだ突き進む。日本代表FW小川航基(NECナイメヘン)が12日の練習後、報道陣の取材に対応。14日のガーナ戦に向けて「個人としてもチームとしても結果を求めたい。複数得点を取って、しっかり勝つところを大事にしていきたい」と意気込んだ。

 小川は10月シリーズのパラグアイ戦で果敢なミドルシュートを決め、釜本邦茂氏の12試合を上回る史上最速ペースの11試合でA代表通算10ゴール目を記録した小川。続くブラジル戦(◯3-2)は終盤5分間のみの出場で守備に追われ、ゴールを続けることができなかったが、勢いを持って11月シリーズに入ってきた。

 これまでは19年12月のEAFF E-1選手権・香港戦での3ゴールを皮切りに、昨年6月のW杯2次予選ミャンマー戦の2ゴール、9月のW杯最終予選・バーレーン戦と10月のサウジアラビア戦の1ゴール、11月の中国戦の2ゴールといずれも敵地でのゴールだったが、パラグアイ戦はホーム初弾。「日本で初めて得点できて特別な瞬間だった」と振り返り、「もっともっと代表選手として試合に出て得点を重ねたい思いが一段と強くなった」と意気込む。

 14日のガーナ戦は自身にとって初めてとなるアフリカ勢との一戦。欧州挑戦で磨いてきたゴール前での力強さを示す格好の舞台となる。小川は「身長が高くて身体能力があっていいチームだと思うし、イメージで言えばボールに対してガツガツ来て、カバーリングというより人に強く来るイメージがある。日本のコミュニケーション、少ないタッチで剥がしていくところをうまく使えばいいゲームになる印象がある」と展望を語った。

 今回の活動ではこれまで招集されてきたFW上田綺世、FW町野修斗に加えて20歳のFW後藤啓介も初招集。試合途中からたびたび採用されてきた2トップのオプションのテストが続く可能性も高まるなど、ストライカー争いに新たな風が吹いている。

「FWに求められるのは得点。苦しい時にチームを助けられるのは得点というところで、ストライカーだと思うので、こういうふうにたくさん招集されているのはそこを求められている証拠だと思う。そこに対しては人一倍強い自信と、自分が得点を取るんだという強い気持ちを持って、この2試合に臨みたい」(小川)

 そう語る小川にとって、後藤はジュビロ磐田の後輩。「一緒にシーズンを過ごしたことはなく、彼が中学3年の時にキャンプでちょっとやったくらい」という間柄だが、合流初日の練習前には2人で談笑する姿も見られ、「(後藤が)小さい頃に一緒に撮った写真を見せてもらった」と関係性を深めているという。

 小川と後藤のツーショット写真は磐田のサポーターからも大きな注目を浴び、「僕自身はジュビロの選手だったんだぞと誇りを持って言えるような活躍をジュビロではできなかったけど、それでもジュビロのサポーターがそういうふうに言ってくれるのは嬉しい」と小川。代表での再会が「個人的には嬉しさはあるし、もちろん一人のライバルとしてしっかりと僕の価値を示して行ければ」と刺激になっているようだ。

 そうしたなか、小川は7か月後のW杯に向けてさらに自身の強みを突き詰めていく構えだ。「FWに求められる動きは普段からやっているし、僕は連係よりもストロングポイントで絶対的に磨いて、俺はこれなんだというのを磨いていくつもり。仲間にしつこいと言われるくらい強く言い続けるつもりではあるので、そこを伸ばして行ければ」。クロスを呼び込み続け、次のゴールを狙う。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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