姫野誠(千葉)が誓う仲間のための「“あと一つ”」、U-17日本代表は決意の準々決勝へ「歴史を変えに行こう」
MF
U-17日本代表MF姫野誠(千葉)にとって、U-17ワールドカップのラウンド16は想像していた以上に難しい時間だった。
与えられたポジションはピッチでもベンチでもなく、スタンド。累積警告による出場停止処分を受けたため、味方の戦いを祈るように見守ることしかできなかった。
「めっちゃ緊張していました。上から観ているほうが緊張する」
U-17北朝鮮代表を相手にタフな戦いを強いられる仲間たちに熱い声援を送りつつ、試合終了後は歓喜の輪に加わっていった。
「みんな本当にこの前の試合で頑張ってくれて、自分がもう1回このユニフォームを着てピッチに立てるチャンスをくれた。本当に感謝してますし、やっぱりプレーで返さないといけないっていう思いは強くあります」
そう語った姫野は、こうも付け加えた。
「あとカイジ(DF長南開史)と一緒に観ていたので、やっぱり“あと一つ”という気持ちもあります。カイジにもう一回チャンスがあるように、絶対に勝ちたい」
共にスタンドで仲間たちの戦いを見守っていた長南のことを思っての発言だった。実際に体験したことで、出場停止で何もできない中で味方の戦いを見守るしんどさを体感し、それを退場による出場停止処分で3試合味わう僚友の苦しさも想像できた。それだけに、「カイジのためにも勝ちたい」と強調する。
イメージするプレーはいつもどおり。
「試合に出たら、まず積極的に仕掛けて、クロス、シュート。その上で相手にはやらせないっていう、いつも自分に言い聞かせていることをやるだけ。あと、消極的にはならないようにしたい」
まだまだこのチームで戦いたい。終わりにしたくないという思いは、出場停止になった期間を通じてあらためて強まった。
「明日の試合に勝ったら歴史が変わるとみんな言ってるんで、『歴史を変えに行こう』という話はしています」
難敵オーストリアに勝ち、準決勝へ。そして21人全員でさらに上を目指していく。
(取材・文 川端暁彦)
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与えられたポジションはピッチでもベンチでもなく、スタンド。累積警告による出場停止処分を受けたため、味方の戦いを祈るように見守ることしかできなかった。
「めっちゃ緊張していました。上から観ているほうが緊張する」
U-17北朝鮮代表を相手にタフな戦いを強いられる仲間たちに熱い声援を送りつつ、試合終了後は歓喜の輪に加わっていった。
「みんな本当にこの前の試合で頑張ってくれて、自分がもう1回このユニフォームを着てピッチに立てるチャンスをくれた。本当に感謝してますし、やっぱりプレーで返さないといけないっていう思いは強くあります」
そう語った姫野は、こうも付け加えた。
「あとカイジ(DF長南開史)と一緒に観ていたので、やっぱり“あと一つ”という気持ちもあります。カイジにもう一回チャンスがあるように、絶対に勝ちたい」
共にスタンドで仲間たちの戦いを見守っていた長南のことを思っての発言だった。実際に体験したことで、出場停止で何もできない中で味方の戦いを見守るしんどさを体感し、それを退場による出場停止処分で3試合味わう僚友の苦しさも想像できた。それだけに、「カイジのためにも勝ちたい」と強調する。
イメージするプレーはいつもどおり。
「試合に出たら、まず積極的に仕掛けて、クロス、シュート。その上で相手にはやらせないっていう、いつも自分に言い聞かせていることをやるだけ。あと、消極的にはならないようにしたい」
まだまだこのチームで戦いたい。終わりにしたくないという思いは、出場停止になった期間を通じてあらためて強まった。
「明日の試合に勝ったら歴史が変わるとみんな言ってるんで、『歴史を変えに行こう』という話はしています」
難敵オーストリアに勝ち、準決勝へ。そして21人全員でさらに上を目指していく。
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