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W杯直前の活動で20歳を初招集、森保監督が評価した塩貝健人の“チャレンジ精神”「試す時期ではないと考える方もいると思う」

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FW塩貝健人

 W杯前最後の海外遠征で、20歳の新鋭FW塩貝健人(ボルフスブルク)が日本代表に初選出された。19日のメンバー発表会見で森保一監督は「W杯に勝つために、われわれの最大値の可能性を考えられる選手であれば、招集させていただいたほうがいいと思っている」と考えを明かした。

 塩貝は、國學院久我山高から慶応義塾大に進学し、大学1年次だった2024年1月に横浜F・マリノスへの加入内定が決定。同年4月には特別指定選手としてJリーグデビューを飾った。同年8月には慶大サッカー部を退部、さらに横浜FMの内定も辞退し、オランダ・エールディビジのNECナイメヘンに加入した。

 加入初年度から25試合4得点と数字を残すと、今シーズンは半年間で公式戦14試合8ゴールとブレイク。そして、今年1月にブンデスリーガのボルフスブルク移籍が決まり、慶大退部からわずか1年半で欧州5大リーグの舞台に立った。

 森保監督は「W杯に向けて、チームを固めていく活動。試す時期ではないと考えられる方もいるだろうと思う」と語る。「われわれのA代表の活動に招集するという意味では、もっと早くてもよかった」と、今回初招集に至った思いを口にした。

「NECでプレーしているときにも、ハードワークでチームに貢献して、貴重なゴールの活躍も見せていたので、何度か招集を考えたことも実際にはあった」

「このタイミングで、ということについては、W杯ギリギリまで可能性がある選手、力を見せてくれている選手には、招集をわれわれ自身がチャレンジしていく」

 また森保監督は「NECのときと比べると、活躍の度合では前所属のほうがインパクトはあるかもしれない」と世間の印象を代弁しながらも、W杯メンバーに入るために欧州5大リーグに移籍した、塩貝のチャレンジ精神を高く評価する。

「すべての国のリーグは、それぞれの特長があって、色があってすばらしいリーグ。だが、常々5大リーグでプレーをしてほしいと選手たちには話しているなかで、彼はW杯に向けてこれまでのチームでアピールできるところを、さらにひとつチャレンジをして、自分自身を高めようというところがあった。そのチャレンジを、日本代表チームの監督として、一人の日本人の指導者としても、より高みを目指してチャレンジをしている、舞台を変えてステップアップしているところを評価して、招集させてもらってもいいかなと思った」

「いま世界基準の選手がたくさんいるなかで、日本サッカーのなかで目指すべきものにチャレンジしてくれている選手を見ていくということでも、ほかの選手にも思いが伝わっていくと思う」。森保監督は今回の招集で、塩貝のチャレンジに他の選手が続いていくことも期待していた。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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