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同世代のアジア大会準優勝に悔しさ背負ったFW塩貝健人「僕が行った時に勝たせられるように」

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FW塩貝健人(ボルフスブルク)

 日本代表FW塩貝健人(ボルフスブルク)がキリンカップ決勝ニュージーランド戦を翌日に控えた4日の練習後、報道陣の取材に対応した。今回のシリーズでは2試合の終盤出場にとどまっている中、「出れば点を取れる自信はある」と意気込んだ。

 北中米W杯メンバーの塩貝はシリーズ初戦のウルグアイ戦に後半38分から出場し、同アディショナルタイムにA代表初ゴールとなる決勝点を記録したが、続くベネズエラ戦はベンチ外。3試合目のキリン杯準決勝のエクアドル戦でも後半41分からの出場にとどまり、十分なプレータイムを得られていない。

 しかし、その中でも塩貝は冷静だ。「今の状況を考えると、呼ばれていること自体がそもそもありがたいことだと思う。そこに対して不満はない」。史上最少の代表1キャップでW杯メンバーに滑り込んだ21歳だが、代表選考は所属クラブも含めた結果に基づいて行われるのが大前提。ブンデスリーガ2部で無得点が続く中で招集してもらえた恩を感じているようだ。

 だからこそ、結果を残しながらも起用時間が短い現状にもフラストレーションは見せない。「出れば点を取れる自信はあるけど、しっかりクラブで結果を残さないといけないというのがある。代表戦となればまた別だと思うし、クラブでできないことも代表戦ではできることもある」。今は前向きに「与えられた時間で決められるように頑張ろうと思っている」と意気込んでいる。

 そうした苦しい日々の中、同世代から大きな刺激も受けていた。塩貝も属するロサンゼルス五輪世代にあたるU-21日本代表は3日、アジア競技大会決勝戦で韓国に敗戦。大会上限のU-23世代にオーバーエイジも加えたライバルに力及ばぬ形となったが、塩貝はテレビで試合を見て悔しさを味わっていたという。

「あの世代が僕の世代だと思うので、僕が行った時に勝たせられるように。ここでしっかりいいものを吸収して、次に行った時に頑張りたい」。そう同世代への思いを語った塩貝は「負けてしまったけど同世代の選手がああやって頑張っている姿を見たら僕も頑張ろうと思える。明日は僕が頑張りたい」とニュージーランド戦での活躍を誓った。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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