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J1月間ベストゴールは名古屋MF稲垣祥!!「右足で狙っていましたが…」CKに合わせた左足スーパーボレー弾

名古屋グランパスMF稲垣祥(写真中央左)が月間ベストゴール受賞

 Jリーグは13日、7月度の月間ベストゴールを発表し、J1リーグは名古屋グランパスのMF稲垣祥が第24節・神戸戦で決めたスーパーボレーシュートが選出された。稲垣はJリーグ公式サイトを通じ、「右足で狙っていましたが……」と逆足シュートに至った判断を明かしている。

 敵地・神戸戦の1-1で迎えた後半9分、MF森島司の左CKがゴール前ではなく、ペナルティアーク付近に送られると、これに反応したのが稲垣。ボールに合わせてしなやかに左足を振り抜き、鋭いボレーシュートをゴール左隅に突き刺した。その後、チームは逆転されたが、稲垣は試合終了間際にPKも成功。3-3のドローに大きく貢献していた。

 稲垣はJリーグを通じてゴールに至った判断を解説。「右足で狙っていましたが、ボールが左足で打つ位置に来たので、直前まで打とうか迷っていました。ただ、来たボール自体は得意なボールだったので、ピンポイントでコースを狙うというよりは、とにかく枠に入れることを考え、しっかりミートすることを心掛けました」と振り返り、「シュートそのものも気持ち良いゴールでしたが、チームにとっても大きな意味のあるゴールになり嬉しかったです」と喜びを語った。

 このゴールにはJリーグ選考委員からも「動体視力の良さ、蹴った瞬間に落下地点を見極めている。全盛期のジダンを彷彿とさせる」(JFA技術委員)、「見事。あのシュートを打てる選手はプロでもなかなかいない。彼の武器でもあるミドルシュートで素晴らしいゴール。コーナーキックもデザインされており、左足で決めていて素晴らしいゴールだった」(槙野智章氏)、「ボレーショットの傑作。それも利き足とは逆の左足から放った一撃。ボールを巧みにとらえる技術の高さが際立った」(北條聡氏)などと絶賛のコメントが続いた。

 またJ2リーグでは藤枝MYFCのFW矢村健が第23節・水戸戦の前半36分に決めた裏抜けからのダイレクトボレーシュート、J3リーグではアスルクラロ沼津のMF菅井拓也が第22節・岐阜戦の前半26分に決めたミドルシュートが選ばれている。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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