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「いい発見がすごく多い」昌平・玉田圭司監督が語る充実、将来的なJクラブ指揮にも意欲

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玉田圭司監督(左)とGK佐々木智太郎

 今季より昌平高の監督に就任した元日本代表FWの玉田圭司氏が、愛弟子を初めてJリーグの舞台に送り出す。

 玉田監督は清水エスパルスに入団するGK佐々木智太郎について、「性格的にGKに向いている」と評価。「選手権は出ることができなかったけど、まだプレミアリーグが3試合残っている。3連勝してファイナルに行くという目標のためにも彼の力が必要になってくる」とプロ入り前の一仕事に期待した。

 21シーズン限りで現役を引退した玉田監督は、23年度より習志野高時代に同級生だった藤島崇之元監督に誘われる形で昌平のスペシャルコーチに就任。そして今季より監督に昇格すると、夏のインターハイで同校史上初の日本一を達成。現在戦っているプレミアリーグEASTでも優勝争いに持ち込んでいる。

 監督として上々の船出となった今季、玉田監督も「新しいことだらけで、いい発見がすごく多かった」と充実の表情で語る。しかし来季については「わからない。一日一日で変わってしまうことがあって、未来は誰にもわからない。そこがいいところだとも思っているけどね」とニヤリとして煙に巻く。

 とにかく今後は指導者としての可能性の幅を広げていきたいという。「僕は向上心がすごく強い。いろんなことにチャレンジして、失敗しながら成長していきたいというのが一番。Jクラブも含めて?もちろん。今はまだA級ライセンスだけど、いろんな関係と相談しながら近いうちに(S級を)取りに行きたいですね」と未来予想図を少し明かしてくれた。  

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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