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初陣不発も“昨季超え”に自信…広島デビューのFWジャーメイン良「優勝するために20点取れれば」

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FWジャーメイン良

[2.8 富士フイルムスーパー杯 神戸 0-2 広島 国立]

 キャリアハイとなる昨季のJ1リーグ19得点を引っさげ、ジュビロ磐田からサンフレッチェ広島に加入したFWジャーメイン良が『FUJIFILM SUPER CUP 2025』で新天地デビューを果たした。両チーム最多4本のシュートで得点こそなかったが、献身的なプレッシングと的確なポジショニングで適応力の高さを感じさせた。

 試合後、ミックスゾーンで取材に応じるジャーメインの横をミヒャエル・スキッベ監督が通りかかり、含み笑い気味に「Umm……」と得点を求める言葉をかけて立ち去ったが、「やれって言われているのでしっかりとやりたい」というジャーメインの表情は晴れやかだった。

「チャンスが何本かあったし、それもキャンプで似たような得点があった形だったので、できれば決めたい得点だったけど、自分のやるべきことをやっていれば得点はついてくると思う」

 口にしたのは昨季のJ1リーグで積み上げた自信。磐田では守勢に回る展開が多かったこともあり、「相手が引いて完全にゴール前を固めてきた時はボックス内での動き直しなのか、外し方なのか、自分で強引にでも反転してシュートを打つのか、そうしたFWとしてのバリエーションは身につけたい」と課題点も挙げたが、まずは自身のスタイルに向き合う姿勢だ。

 攻め込む時間が長ければシュートチャンスも多くなるため、「チームとして統一して強みを発揮できたし、攻撃の回数も多かったので、FWとしてやりがいのあるゲームだった」と手応えも口にする。1週間後の開幕に向けて、目指すは昨季超え。「自分に求められていることをやりながら、優勝するために20点取れれば」と高らかに意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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