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脇坂泰斗のゴールで先制も…小泉佳穂に移籍後初得点を許した川崎F、長谷部体制初失点で柏とドロー決着

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柏レイソル川崎フロンターレはドロー決着

[2.22 J1第2節 柏 1-1 川崎F 三協F柏]

 22日、J1第2節が行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは、柏レイソル川崎フロンターレが対戦。川崎FのMF脇坂泰斗が先制弾を決めるもFW小泉佳穂の同点弾で柏が追いつき、1-1の引き分けで90分を終えた。

 福岡を下して(○1-0)3シーズンぶりに開幕節を勝利で飾った柏は、その福岡戦から先発2選手を入れ替え。福岡戦で決勝点を挙げたDFジエゴが3-4-2-1の左WBで、MF渡井理己が左のシャドーで今季初先発を飾った。

 一方、ACLEを含めた2025年の公式戦を3戦全勝と好スタートを切っている川崎F.15日の開幕節・名古屋戦(○4-0)のスタメンからは2選手を変更し、4-2-3-1の右SBにDFファン・ウェルメスケルケン・際、新加入のFW伊藤達哉が右SHでリーグ初先発となった。[スタメン&布陣]

 オープニングシュートは川崎Fに生まれる。前半5分、ファン・ウェルメスケルケンが右サイドのスペースへフィードを送ると、伊藤は中に切り返して、中央の脇坂へ。脇坂はPA外から左足で狙ったが、GK小島亨介のセーブにあってしまう。

 試合はボールを保持しつつ攻守の切り替えが早い柏が主導権を握ってゲームを進めていく。前半12分、DF杉岡大暉が縦に素早くつけると、杉岡のパスを受けたFW細谷真大は前を向くとすぐさまミドルレンジから狙う。しかし、シュートはゴール右へとそれてしまった。同17分、中央の小泉がPA左で待っていたジエゴへパスを通すと、ジエゴは左足で強烈なシュートを見舞ったが、枠をとらえることはできなかった。

 28分、川崎FにPAへ進入された柏はボールを奪うと、一気にカウンターへ出る。左サイドへ持ち出したジエゴが逆サイドへ大きく展開。パスを受けたMF小屋松知哉がドリブルで上がりクロスを入れると、細谷がヘディングシュートを狙ったがGK山口の好守にあってしまう。チャンスを重ねる柏は、直後のCKで渡井のシュートが枠をとらえたが再びGK山口がビッグセーブ。続く左CKでは、MF原川力がファーサイドへボールを入れると、小屋松がダイレクトでボレーシュートを放ったが、ゴールポストに嫌われてしまう。

 前半の終盤は柏のパスミスも目立ち、川崎Fが敵陣でのプレーを増やしていったがゴールまでは至らずスコアレスで最初の45分を終える。

 後半開始5分、スコアは動く。川崎Fは敵陣でジエゴのパスミスをFWマルシーニョをカットすると、左サイドのDF三浦颯太へ展開する。三浦のクロスを脇坂が頭で合わせて川崎Fがリードを奪った。

 先手をとられた柏はすぐに交代を行い、細谷とジエゴに代えてFW垣田裕暉とMF久保藤次郎を投入。すると交代から4分後の12分、中盤右サイドでボールを受けた久保が、小泉とのワンツーで右サイド深い位置へ。久保のクロスを小泉がヘディングで流し込んで柏が同点に追いついた。

 柏に押し込まれる時間が続いた川崎Fは、1トップと両SHを交代して再び高い位置からのプレッシングを活性化させて流れを引き寄せると、チャンスをつくっていくが2点目を挙げることはできずタイムアップ。勝ち点1を分け合った。

(取材・文 奥山典幸)

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奥山典幸
Text by 奥山典幸

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