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横浜FC電撃加入から12日…初先発&初ゴール決めた山田康太の決意「このチームのために全力でプレーしたい」

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新たな仲間とともに喜び合うMF山田康太

[3.15 J1第6節 横浜FC 2-0 C大阪 ニッパツ]

 電撃加入から12日後、さっそく初のスタメン入りを果たし、さらに初ゴールも挙げた。横浜FCMF山田康太は前半27分に先制ゴール。「素直に結果が出てホッとした部分もあるし、もっとやらなきゃなという気持ち」と思いを口にした。

 2月22日、山田は所属していたガンバ大阪で「不適切なSNSの使用による他者への迷惑行為」をしたことでチーム離脱が決定。今月3日、横浜FCへの電撃加入が発表された。8日の前節・FC町田ゼルビア戦(●0-2)では後半30分から途中出場で新天地デビュー。そして、今節は初の先発入りを果たした。

 ともに2シャドーでコンビを組んだのは、山田と同じく初先発となった大卒ルーキーのMF駒沢直哉。開幕5試合で1得点しか取れていなかった状況下で、初先発の2人が両WBと連係しながら効果的に攻撃をけん引した。

 すると前半27分、待望の先制ゴールを挙げたのは山田だった。FW櫻川ソロモンがPA右からシュートのような鋭いクロスを上げる。「だいぶボールは速かったけど…いい位置にポジションが取れていたので、うまく合わせられた」(山田)。ゴール前で待ち構えた山田は冷静に右足ダイレクト。名手キム・ジンヒョンのセーブをかいくぐり、ゴール左に決め切った。

 後半8分にはMF山根永遠が追加点を決めた。山田は後半23分に途中交代。横浜FCは今季初の複数得点で、4試合ぶりの勝利となる今季2勝目を手にした。

 初先発で初ゴールを決め、山田は新天地で本格的な再スタートを切った。「このチームのために全力でプレーしたいと思うし、ホームで勝ちたかった」。今は横浜FCの一員として「勝てたことがなによりすべて」。チームの上位躍進を目指し、ひたすらに勝利を追いかけていくつもりだ。

(取材・文 石川祐介)


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石川祐介
Text by 石川祐介

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