サンフレッチェ広島は27日、浦和レッズのFW前田直輝(30)が完全移籍で加入することが決定したと発表した。背番号は「41」となる。

　前田は昨季に名古屋グランパスから浦和へ完全移籍。初年度はJ1リーグ戦24試合で2得点を記録した。今季は引退した興梠慎三氏の30番を継承。ここまで3試合に出場していた。

　広島加入に際してクラブ公式サイトを通じ、「歴史あるこのチームの1人になれたことをすごく誇りに思います。優勝するために、毎日全力でプレーすることをお約束します」と誓っている。

　また、浦和の公式サイト上では「今年、覚悟を持って30番を着けさせてもらったことに偽りはありません。ただ、結果的に裏切ってしまったことも事実です。プレーヤーとして、難しい立ち位置だった。それがこの決断にいたった一番の理由です」と説明。「小さいころから身近にあり、憧れのエンブレムを着けての1年間。とても幸せで、成長できたと思っています。また、ピッチでお会いできるのを楽しみに僕も成長していきます。短い間でしたがありがとうございました」と感謝などを語った。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文

●FW前田直輝
(まえだ・なおき)
■生年月日
1994年11月17日(30歳)
■出身地
埼玉県
■身長/体重
177cm/72kg
■経歴
東京VJrユース-東京Vユース-東京V-松本-東京V-横浜FM-松本-名古屋-ユトレヒト(オランダ)-名古屋-浦和
■代表歴
2015年:U-22日本代表
2016年:U-23日本代表
■出場歴
J1リーグ:212試合37得点
J2リーグ:64試合7得点
カップ戦:38試合3得点
天皇杯:18試合2得点
■コメント
▽広島
「サンフレッチェ広島に関わる全ての皆様。初めまして。
浦和レッズから加入しました前田直輝です。
まず初めに歴史あるこのチームの1人になれたことをすごく誇りに思います。
優勝するために、毎日全力でプレーすることをお約束します。
また、皆さんに認めてもらえるよう精一杯努力し、成長します。
よろしくお願いします。」

▽浦和
「このたび、サンフレッチェ広島に完全移籍することになりました。
今年、覚悟を持って30番を着けさせてもらったことに偽りはありません。ただ、結果的に裏切ってしまったことも事実です。
プレーヤーとして、難しい立ち位置だった。それがこの決断にいたった一番の理由です。

小さいころから身近にあり、憧れのエンブレムを着けての1年間。
とても幸せで、成長できたと思っています。
また、ピッチでお会いできるのを楽しみに僕も成長していきます。

短い間でしたがありがとうございました」

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