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「高いレベルに触れることで感じるものがあった」代表帰りの20歳DF高井幸大、高速ドリブラー封印&絶好機ヘッド2連発で攻守に躍動

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DF高井幸大

[3.29 J1第7節 FC東京 0-3 川崎F 味スタ]

 W杯出場を決めた代表活動から帰還し、川崎フロンターレの選手として“多摩川クラシコ”での勝利に貢献した。日本代表からクラブに戻ったDF高井幸大はサウジアラビア戦から中3日でフル出場。「高いレベルに触れることで感じるものがあったので、それを今日出せた」と振り返った。

 高井は25日のW杯アジア最終予選第8節・サウジアラビア戦(△0-0)で初先発。物怖じしない20歳はフル出場で無失点に貢献した。17日から9日間続いた代表活動を終えてクラブに帰還。気持ちの昂ぶりも抑えながら「(準備は)いつも通りにできた」とFC東京とのダービーマッチに臨んだ。

 守備面ではFC東京を無失点に抑えた。192cmの巨躯ながらMF俵積田晃太の高速ドリブルを封印。「前線の選手からハードワークしてくれたし、最後のところでやらせなかった」と自身の出来を語った。

 また、攻撃面でも2度絶好機を作った。前半28分にはDF三浦颯太のFKがゴール前に飛ぶ。高井は相手選手に押されながらヘディングシュートで合わせるも、GK野澤大志ブランドンにセーブされた。直後のCKは高い打点から叩きつけるようなヘディングシュートでゴールネットを揺らしたが、ファウルを取られてノーゴールの判定となった。

「FKのやつは決めたかった」。そう振り返る高井だが、試合全体は「悪くなかった」と総括した。記者からは、高井自身が日本代表で得たと口にした「高いレベルに触れたことで感じたもの」は何かと質問が飛ぶ。数秒間の沈黙後、高井は言葉を探してハニカミながら「……気持ち的なもの(笑)」と答えていた。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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