[3.29 J1第7節 FC東京 0-3 川崎F 味スタ]

　“多摩川クラシコ”で3試合連続となるゴールを決めた。川崎フロンターレFW山田新はFC東京を相手に先制弾。「今日はなんとなく取れそうな感じがあった」と振り返った。

　後半10分、待望の先制ゴールを決めた。右サイドからDF佐々木旭がクロスを上げると、PA中央のMF脇坂泰斗は少し大きめにトラップ。転がったボールをゴール前の山田が相手選手を背負いながら反転し、シュートを沈めた。「来たら背負って落とすか打とうと考えていた」。勝利への勢いをもたらす価値あるゴールとなった。

　脇坂からのお膳立ては「トラップミス」と強調する。「ヤスくんからトラップミスがうまいこと来たので」。そう語る山田は、脇坂が試合後に山田へのアシストがつくか期待していたことを明かした。「いつも言われるし……」と仕返し宣言。何度も「トラップミス」という単語を口にして、「トラップミスというのは言っておきたい」と感謝の気持ちを冗談で隠していた。

　川崎Fは4月下旬にサウジアラビアで行われるACLエリート準々決勝まで、リーグ戦7連戦が待ち構えている。勝敗関係なく訪れる試合だが、もちろん勝てばモチベーションも上がる。「3-0で勝って気持ちよく終わるだけで、心と体はつながっているので、次の試合に向けての準備もすごく変わってくる」。連戦初戦の勝利の価値を噛みしめていた。

(取材・文　石川祐介)

“クラシコ男”がこの日も決めた!

均衡を破ったのは #山田新
脅威の多摩川クラシコ3戦連続ゴール⚽⚽⚽

明治安田J1リーグ第7節
FC東京×川崎F
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) March 29, 2025

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