浦和復帰も今季出番なし…“Jリーグ選抜”の葛藤を胸に19歳MF早川隼平「何を出せるかにこだわっていければ」
MF
Jリーグで出場機会が少ないポストユース選手の育成・強化のために立ち上げられた「U-22 Jリーグ選抜」。世代のトップ選手たちが集まる代表活動とは異なり、選手たちは“選抜”されたことの栄誉を感じるのではなく、所属クラブで難しい立場に置かれている悔しさを胸に2日間の活動に臨もうとしている。
21日に始まった第1回の活動は2028年のロサンゼルス五輪を目指すU-23日本代表と、今年秋にU-20W杯を戦うU-20日本代表のコーチを兼任する羽田憲司氏が監督を務めており、2005年以降に生まれたロサンゼルス五輪世代の選手18人を選抜。コンディション不良で不参加となったMF西原源樹を除いた17人で合宿がスタートした。
最年長世代にあたる05年生まれのMF早川隼平(19)はJリーグ通算26試合出場の実績を持ち、今回のメンバーでは最多。一昨季は17歳にしてルヴァン杯のニューヒーロー賞に輝いた実績を持つアタッカーだ。
しかし、プロ3年目の今季は浦和レッズでJ1リーグ戦2試合にベンチ入りしながらも出場なし。昨季後半戦は期限付き移籍先のファジアーノ岡山でJ2リーグ戦15試合に出場し、18歳ながらコンスタントに出場機会を掴んでいたが、半年ぶりに戻ってきたJ1のステージで苦しい立場が続いている。
いまのテーマはハイレベルな競争が続く浦和の中で、チャンスが巡ってきた時に結果を残せるような準備を続けることだという。
「浦和に戻ってきて練習していて、上手くなっているかはわからないけど、試合に出てできるプレーは広がっていると思う。特に浦和ではいま、出られていない選手たちのコンディションが本当にいいので、そこでやれている部分は自分にとってプラスなことがいっぱいあるので、いろいろと吸収できている」。練習では本職の右サイドだけでなく、トップ下やボランチでプレーしているといい、「幅は広げられている」と手応えも感じているようだ。
今回のJリーグ選抜活動は、そうした日々の積み重ねを試合の場で発揮するための貴重な機会となる。
22日には関東大学選抜との練習試合が組まれており、自身の存在価値を示す絶好のチャンス。練習機会はこの日だけのため「日数という部分では難しいところがあるし、連係は自分が得意としているところではあるので今いるメンバーの最大限を出すのは難しい」という現実を受け止めつつも、「チームとしても個人としても結果に向き合えたら」と意気込む。
またこの一戦は、羽田監督がコーチを務めるU-20日本代表入りに向けたアピールのチャンスでもある。
昨年3月のヨルダン遠征を最後に同世代の代表から遠ざかっており、この選抜入りにも「選ばれたということはそもそも浦和で試合に出られていないということだし、自分の年代の代表にも入れていないから。悔しい思いはそもそもある」と葛藤を吐露した早川。巡ってきたこの機会をなんとか活かすべく、「いま浦和で難しい状況で、試合に出なきゃいけないけど出られないというもどかしいところがあるので、こうやって見てもらえるチャンスで何を出せるかにこだわっていければ」と奮起を誓った。
(取材・文 竹内達也)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2025シーズンJリーグ特集
21日に始まった第1回の活動は2028年のロサンゼルス五輪を目指すU-23日本代表と、今年秋にU-20W杯を戦うU-20日本代表のコーチを兼任する羽田憲司氏が監督を務めており、2005年以降に生まれたロサンゼルス五輪世代の選手18人を選抜。コンディション不良で不参加となったMF西原源樹を除いた17人で合宿がスタートした。
最年長世代にあたる05年生まれのMF早川隼平(19)はJリーグ通算26試合出場の実績を持ち、今回のメンバーでは最多。一昨季は17歳にしてルヴァン杯のニューヒーロー賞に輝いた実績を持つアタッカーだ。
しかし、プロ3年目の今季は浦和レッズでJ1リーグ戦2試合にベンチ入りしながらも出場なし。昨季後半戦は期限付き移籍先のファジアーノ岡山でJ2リーグ戦15試合に出場し、18歳ながらコンスタントに出場機会を掴んでいたが、半年ぶりに戻ってきたJ1のステージで苦しい立場が続いている。
いまのテーマはハイレベルな競争が続く浦和の中で、チャンスが巡ってきた時に結果を残せるような準備を続けることだという。
「浦和に戻ってきて練習していて、上手くなっているかはわからないけど、試合に出てできるプレーは広がっていると思う。特に浦和ではいま、出られていない選手たちのコンディションが本当にいいので、そこでやれている部分は自分にとってプラスなことがいっぱいあるので、いろいろと吸収できている」。練習では本職の右サイドだけでなく、トップ下やボランチでプレーしているといい、「幅は広げられている」と手応えも感じているようだ。
今回のJリーグ選抜活動は、そうした日々の積み重ねを試合の場で発揮するための貴重な機会となる。
22日には関東大学選抜との練習試合が組まれており、自身の存在価値を示す絶好のチャンス。練習機会はこの日だけのため「日数という部分では難しいところがあるし、連係は自分が得意としているところではあるので今いるメンバーの最大限を出すのは難しい」という現実を受け止めつつも、「チームとしても個人としても結果に向き合えたら」と意気込む。
またこの一戦は、羽田監督がコーチを務めるU-20日本代表入りに向けたアピールのチャンスでもある。
昨年3月のヨルダン遠征を最後に同世代の代表から遠ざかっており、この選抜入りにも「選ばれたということはそもそも浦和で試合に出られていないということだし、自分の年代の代表にも入れていないから。悔しい思いはそもそもある」と葛藤を吐露した早川。巡ってきたこの機会をなんとか活かすべく、「いま浦和で難しい状況で、試合に出なきゃいけないけど出られないというもどかしいところがあるので、こうやって見てもらえるチャンスで何を出せるかにこだわっていければ」と奮起を誓った。
(取材・文 竹内達也)
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