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今季5点目の浦和MF渡邊凌磨、埼スタ5万人超に感謝「あの雰囲気を作るサポーターが子どもたちに夢を与えている」

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MF渡邊凌磨(写真右)

[5.3 J1第14節 浦和 2-0 東京V 埼玉]

 クラブ今季最多となる52429人の入場者がつくる素晴らしい雰囲気をしっかりと味方につけた。浦和レッズのマルチロールMF渡邊凌磨がチームの勢いをさらに加速させる2点目を決めた。

 1点をリードした前半31分、MF金子拓郎の右CKを東京V守備陣がクリアしたが中途半端になり、こぼれ球に右足を合わせたのは渡邊。GKマテウスに当たったがそのままゴールマウスに吸い込まれ、2-0とリードを広げた。

 その3分前の前半28分にはマテウス・サヴィオのパスを受けて左足でシュートを打つ惜しいシーンもあった。その場面について聞かれると「右足首が痛いから左足の練習していたら上手くなった」と理由を明かした。

 渡邊は2月22日の京都戦で相手との接触により右足首を負傷。昨季全試合出場の男は京都戦の途中でベンチに下がってからその後の4試合を欠場したが、苦しんだ時間にも虎視眈々と技術を磨いていた。「シュートの感触?いいのかな」とはにかんだ。

 この日は4連勝の立役者でもあったMFサミュエル・グスタフソンがコンディション不良で欠場。ダブルボランチの一角には5試合ぶりにMF松本泰志が入ったが、スムーズなビルドアップに変化はなかった。

「サミュエルの良さもあるし、泰志の良さもあって、泰志がいるからこういう攻撃ができたというパターンがたくさんあった。僕自身はいいメンバーがたくさんいるから、そんなに心配していなかったし、良い戦いをできたんじゃないかな」。9年ぶりの5連勝に自信がみなぎる。

 小中高校生の指定席が550円という「GoGoReds!デー」とあってスタンドには子どもたちの姿が多く見られた一戦。勝利後の場内インタビューで「子どもが僕らを見て浦和レッズに入りたいと思ってもらえるようなプレーを見せたい」とスピーチした渡邊自身も子どもの頃は“レッズファン”だった。

 試合後はあらためてスタンドを埋めたサポーターに感謝。「どんなプレーだとしても勝てるというところはすごく大事だし、あの雰囲気を作っているサポーターの皆さんが子どもたちに夢を与えている部分もあると思う。そこは浦和の強みなのかな」と言った。

 5連勝の相手には上位の町田や京都、昨季2位の広島が含まれ、この日は連勝中だった東京Vに完勝した。本物の強さを身につけてきた浦和の中心にいる渡邊。中2日で迎えるG大阪戦に向けて表情を緩めることなく静かに喜びを噛みしめた。

(取材・文 矢内由美子)

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矢内由美子
Text by 矢内由美子

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