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「そんな器用なタイプではない」と謙虚なサイドスペシャリスト…“走攻守”で輝いたFC東京MF白井康介

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MF白井康介

[5.10 J1第16節 FC東京 1-0 神戸 味スタ]

 走攻守で躍動した。FC東京MF白井康介は右サイドで20回を越えるスプリント。「けっこう走った感じはある」と笑顔を見せた。

 守備ではヴィッセル神戸の左サイドを封じた。FW汰木康也やDF広瀬陸斗に対し、球際の強さを見せつけた。「WBが前に行く守備のなかでしっかりプレスバックもできた。汰木選手とかにもしっかり寄せをうまくできたし、タイトという部分で相手に良さを出させなかったのは狙い通り」(白井)。相手の片翼を抑えたことで、ペースを徐々に奪っていった。

 攻撃は臨機応変に対応した。ボールをつなぐスタイルではあるが、状況次第ではロングボールに切り替える。際立ったのは前半27分のシーンだった。

 最後方のDF木村誠二がボールを持ったと同時に、白井が右サイドを駆け抜ける。木村のロングボールに反応し、一気にドリブルで相手ゴール前まで押し込んだ。「逆サイドのWBは空くというのはスカウティングでもあった。誠二ともずっと狙うと話はしていたので、それはうまくいったシーン」。フィニッシュはGK前川黛也の好セーブに遭った。「もうちょっと振りを速く、際を狙ってもよかったかな」と悔しさをにじませた。

 守って安定感をもたらし、攻めて流れを引き寄せた。「僕はそんな器用なタイプではない」と笑うが、若いチームのなかで年長組31歳の存在感はいぶし銀のように光る。

「何ができるわけでもないけど、自分の強みでチームを引っ張っていけたらといつも思っている。走って戦ってというところは意識していた」。そう語る白井は今季初の2連勝にも手応え。「自信にもなるし、ホームで勝てたこともまた波に乗れる。このまま3連勝を目指してどんどん巻き上げていきたい」とチームの躍進を誓った。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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