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東京Vの20歳大型FWがJ1初先発、決定機に悔い残した白井亮丞「もうちょっと落ち着いていれば」

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浮き球を右足で合わせたFW白井亮丞

[6.15 J1第20節 柏 3-0 東京V 味スタ]

 期待の長身ストライカーに訪れたJ1初先発のチャンスは不完全燃焼のまま終わった。東京ヴェルディが0-3で敗れた試合後、20歳のFW白井亮丞は「守備の時間が長く、もっともっとボールに関わって自分の色を出したかった。走力の部分だったり、守備もまだまだ今日の出来では課題が残る」と悔しそうに振り返った。

 185cmの長身を武器に今季ここまで3試合に途中出場していた白井はこの日、直前のルヴァン杯プレーオフで2戦合計1-5の大敗を喫していた柏レイソルとの“再戦”で先発に抜擢。3-4-2-1の右シャドーに入り、攻撃の起点を託された。

 相手にボールが握られる時間が長いなか、0-1で迎えた前半36分に決定機が訪れた。白井はGKマテウスのゴールキックを頭で落とすと、そこから東京Vの速攻がスタート。MF齋藤功佑のパスを受けたMF森田晃樹がペナルティエリア内に浮き球のパスを送り、そこに白井が飛び込んだ。

 だが、右足アウトサイドでかろうじて合わせたシュートは、枠を捉えることができず。武器を活かして自ら作り出した絶好のチャンスだったが、ゴールにはつながらなかった。

「スタメン組とは普段から練習できていないなか、あまり意思疎通は取れていないけど、晃樹くんだったり、功佑くんだったり、ボールを持った時に前を向いてくれる選手のところで背後に動き出そうとは意識していた。実際に目が合って、思い描いていたような浮き球のパスが来たので、ゴール前で僕自身がもうちょっと落ち着いていれば……」(白井)

 白井は相手のマーカーを振り切っており、悔やまれたのは無理やり合わせたシュートの選択だった。「あのシーンはトラップもできた」と反省しつつ、「試合に慣れていないので多少慌ててしまうメンタル的な部分があった。次からもっと落ち着いてプレーできたら」と課題を痛感していた。

 結果的にシュートはこの1本にとどまり、後半17分にFW木村勇大との交代でピッチを後に。白井は「思っていたよりは起点になって、ファウルを受けてマイボールにしたりというのができた」という手応えを得つつも、対戦相手のFW垣田裕暉、FW細谷真大から刺激を受け、「自分は守備で体力を奪われている部分があるけど、そこで城福さんが求めているのは垣田選手、細谷選手のように力強い走力で背後に起点を作ったり、あのまま点を取ってしまう能力」という現実を受け止めた。

 より相手に脅威を与えられるストライカーになるため、この経験をも糧にしていくしかない。目指すはJ1初ゴール。白井は「高校生の時とは違って責任感が多少なりとも上がっているとは思うけど、ピッチに入れば一緒なので自分の特徴を活かしてゴールを狙っていくだけ。もっともっとメンタルを強く持って、J1とか関係なく、点を取るためにやっていければ」と決意新たに前を向いた。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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