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ホームで2戦連発も3度目の同点被弾を悔やむ柏DF原田亘「勝てた試合を引き分けにしてしまった」

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今季から柏に加入の原田亘は18試合2得点の活躍

[6.21 J1第21節 柏 3-3 京都 三協F柏]

 3位・京都サンガF.C.(勝ち点34)との上位対決を、ホームで迎えた2位・柏レイソル(同37)。立ち上がりからペースをつかむと、前半19分にDF小屋松知哉のクロスをMF小泉佳穂が頭で合わせて先制点を奪う。5分後には、DF福田心之助のクロスからMF米本拓司にヘディングで決められたが、柏はDF原田亘のクロスのこぼれ球をFW垣田裕暉のバイシクルで勝ち越しゴールを奪って最初の45分を終えた。ところが、後半8分、FW原大智のクロスから後半開始から途中出場のFW長沢駿にヘディングでの同点ゴールを許してしまう。

 高いボール保持率で攻める柏に待望の3点目が生まれたのは29分だった。小泉の右CKでのクロスに対してGK太田岳志がパンチングできないでいるとフリーの原田の足元へ。ダイレクトではしっかりミートできなかったが、落ち着いて右足で蹴り込んでゴールネットを揺らした。移籍後初ゴールとなった第19節・神戸戦(●1-3)に続いて、ホームでのリーグ戦で2戦連発。柏サポーターは歓喜の声をあげた。

 しかし、試合は柏のリードのままで終わらなかった。後半39分に、MF奥川雅也の左サイドからのクロスに飛び込んだMF川崎颯太が、右太ももでトラップすると、間合いをつめるGK小島亨介より早くボールにさわり右足で押し込み、ゴールネットを揺らした。

 京都があげた3ゴールは、いずれもPAの外から対角線上に入れたクロスが起因に。京都の3トップは、前半は191cmのFW原大智がCFに、後半からは原はWGにポジションを移して193cmのFW長沢駿がCFにおさまり、さらなる高さが加わった。京都の3点目をあげた川崎は、「たまたま3ゴールがクロスだったという感じなので、クロスから自分たちは点を決めようって決めて取り組んだわけではないです。真ん中から崩してゴールを決めたかったし、たまたまクロスになってしまった」とクロスからのゴールを狙い続けていたわけではないと強調する。それでも、「こっちがスカウティングでとらえていたウイークというか、2列目から走っていく選手が決めるってところを再現できたゴールは狙いではあった」と川崎は指摘。実際、京都の1点目と3点目は、中盤の米本と川崎が最前線に飛び込んで決めた得点だった。

 柏からすると、似たような形から喫した3失点。「クロスのところから3失点なので、そこは修正しないと」原田は言葉少めに試合を振り返る。3度のリードを奪いながら勝ちきれず、原田は自らゴールしたことなどなかったかのように「勝てた試合を引き分けにしてしまった」「悔しさしか今はない」と悔恨の念を隠さなかった。

 柏の選手たちが視線を落とすなか、リカルド・ロドリゲス監督は「失点を減らすことはもちろん重要です。と同時に、我々はそれ以上に、失点よりも多くのゴールを決める攻撃的なサッカーを目指して、チームの成長をうながしていきたいと思います」と前を向いた。

(取材・文 奥山典幸)

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奥山典幸
Text by 奥山典幸

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