J1通算50得点に到達、ベテランストライカー京都FW長沢駿がかみしめる「サッカーをやってる幸せ」
クロスにヘディングで合わせた京都FW
[6.21 J1第21節 柏 3-3 京都 三協F柏]
アウェーで2位・柏レイソルとの上位対決に臨んだ3位・京都サンガF.C.。前半19分に先制点を許しながらも、すぐさまMF米本拓司の同点弾が生まれた。しかし、前半のうちに柏に追加点が生まれて、1-2でハーフタイムを迎えた京都は、後半の頭からFW長沢駿とMF奥川雅也をピッチへ。前半はCFを務めていたFW原大智が左WGにまわり、長沢が3トップ中央、奥川が右WGにおさまった。
すると長沢のファーストシュートが得点に結びつく。後半8分、DF鈴木義宜の縦パスを米本がフリックして左サイドの原に預けると、柏の最終ラインとGKの間に放たれた原のクロスに、長沢が飛び込み、ヘディングでこの日2度目の同点ゴールを叩き込んだ。
192cmの長身ストライカーは、2007年に清水でプロデビューを飾ると、2011年からは熊本、京都、松本とJ2でプレーして出場機会を伸ばす。2014年に清水に帰還したが、2015年夏に移籍したG大阪でブレイク。3年目には2桁得点も記録した。その後、神戸、仙台、大分へと活躍の場を移し、2025年、13年ぶりに京都への復帰を果たした。
5月11日の第16節・名古屋戦(△1-1)で復帰後初ゴールを決めると、この日の柏戦で今シーズン2点目。自身のJ1通算得点を50に伸ばした。「J1でできるチャンスももらったし、自分の中でも50点は取りたいと思っていたので、すごく嬉しい気持ちと、やっていけば必ずこういうふうに日を当たることができる」と長沢は喜びをかみしめる。
長沢の同点ゴールの後に柏に3度目のリードを許した京都。それでも後半39分に、奥川のクロスからMF川崎颯太が決めて、3度追いつく粘り強さを見せた。長沢は「点取られたからなんなのっていう感じの雰囲気がチームにある」と頼もしさをおぼえている。
途中出場の長沢が1ゴール、奥川が1アシストを記録、曺貴裁監督は交代選手の重要性を強調する。
「今のサッカーは先発がサブの選手より力が上回ってるから先発なんではなくて、どういった展開でどういう選手を入れていくかっていうのは、CLやプレミアやブンデスリーガを見てもかなり精密に作られてるってところで言うと、彼らがいい選手だからこそベンチにいる価値があると思ってまして。長沢のクロスの入り方とか、(奥川)雅也が技術の高さと時間を作れるっていうのは相手にとって脅威だとわかっていた」(チョウ監督)
4年ぶりにプレーするJ1の舞台で、充足感を感じているという長沢。
「疲労感とかしんどいなっていう感じはもちろんありますけど、そこまで意識せずに、それ以上にサッカーをやってる幸せだったり、チャンスをもらえてるからこそそれ以上の楽しさが上回っている」
36歳のストライカーは、誇らしげに語った。
(取材・文 奥山典幸)
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アウェーで2位・柏レイソルとの上位対決に臨んだ3位・京都サンガF.C.。前半19分に先制点を許しながらも、すぐさまMF米本拓司の同点弾が生まれた。しかし、前半のうちに柏に追加点が生まれて、1-2でハーフタイムを迎えた京都は、後半の頭からFW長沢駿とMF奥川雅也をピッチへ。前半はCFを務めていたFW原大智が左WGにまわり、長沢が3トップ中央、奥川が右WGにおさまった。
すると長沢のファーストシュートが得点に結びつく。後半8分、DF鈴木義宜の縦パスを米本がフリックして左サイドの原に預けると、柏の最終ラインとGKの間に放たれた原のクロスに、長沢が飛び込み、ヘディングでこの日2度目の同点ゴールを叩き込んだ。
192cmの長身ストライカーは、2007年に清水でプロデビューを飾ると、2011年からは熊本、京都、松本とJ2でプレーして出場機会を伸ばす。2014年に清水に帰還したが、2015年夏に移籍したG大阪でブレイク。3年目には2桁得点も記録した。その後、神戸、仙台、大分へと活躍の場を移し、2025年、13年ぶりに京都への復帰を果たした。
5月11日の第16節・名古屋戦(△1-1)で復帰後初ゴールを決めると、この日の柏戦で今シーズン2点目。自身のJ1通算得点を50に伸ばした。「J1でできるチャンスももらったし、自分の中でも50点は取りたいと思っていたので、すごく嬉しい気持ちと、やっていけば必ずこういうふうに日を当たることができる」と長沢は喜びをかみしめる。
長沢の同点ゴールの後に柏に3度目のリードを許した京都。それでも後半39分に、奥川のクロスからMF川崎颯太が決めて、3度追いつく粘り強さを見せた。長沢は「点取られたからなんなのっていう感じの雰囲気がチームにある」と頼もしさをおぼえている。
途中出場の長沢が1ゴール、奥川が1アシストを記録、曺貴裁監督は交代選手の重要性を強調する。
「今のサッカーは先発がサブの選手より力が上回ってるから先発なんではなくて、どういった展開でどういう選手を入れていくかっていうのは、CLやプレミアやブンデスリーガを見てもかなり精密に作られてるってところで言うと、彼らがいい選手だからこそベンチにいる価値があると思ってまして。長沢のクロスの入り方とか、(奥川)雅也が技術の高さと時間を作れるっていうのは相手にとって脅威だとわかっていた」(チョウ監督)
4年ぶりにプレーするJ1の舞台で、充足感を感じているという長沢。
「疲労感とかしんどいなっていう感じはもちろんありますけど、そこまで意識せずに、それ以上にサッカーをやってる幸せだったり、チャンスをもらえてるからこそそれ以上の楽しさが上回っている」
36歳のストライカーは、誇らしげに語った。
(取材・文 奥山典幸)
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